うつ

備蓄本

今日は給料日である。 現在、復職後のリハビリということで勤務時間が10:30から15:30の短縮勤務なので、今月の給料はその分少ないから、倹約生活をしている。遊興費のうち、旅行をしなければ、本の購入費がいちばん多い。倹約のため、今月は本を買…

一喜一憂

2月頃は調子が悪く、ごろごろして過ごしていた上に、間食はたっぷり摂っていたからずいぶん太ってしまった。 職場復帰に向けて、これではスーツがきつくて着れないと思い、4月の始め頃からダイエットを始めた。 身体を動かす元気はなかったから、とりあえ…

寂寥感

淡々と会社に行き、淡々と家に帰ってきた。 なにかものたりないような気分で、今日もうすらぼんやりとした寂しさが胸にわいている。

情緒不安定

復職して1週間がたった。 通勤は疲れるけれど、まずは順調に会社に通っている。 これまで自宅で刺激がない生活をおくっていたためか、ちょっとしたことにうれしくなったり、落ち込んだりと、やや情緒不安定気味である。 いまは、うすらぼんやりとさびしい気…

職場復帰

今日は久々に出勤した。といっても、朝は10:30出勤で、午後は外来に行くために早退をしたから、ちょっとだけ会社の空気を吸った程度である。 ひととおり挨拶をして、かかわりのある人にメールを出す。わがことのように喜び歓迎してくれる人もおり、その…

病気と生活

入江くんのウェブログで「反貧困」という本を紹介したエントリーを読んでいたら、その本からの引用のなかに「知人宅に居候しているうつ病の女性の訴えを聞く」という一節があり、ひとごととは思えなかった。 私はたまたま福利厚生が整った会社に勤めており、…

メメント・モリ

職場復帰に向けた最後の休養ということで、軽井沢に来ている。今日は、善光寺にお参りをして、小布施で葛飾北斎の肉筆画を見てきた。 釈尊の教えの核心を自分なりにまとめると、生きとし生けるものはみな、生き、老い、病み、死ぬという苦しみから逃れること…

文化人類学と経営学

連休明けからの職場復帰は、短時間勤務からスタートすることになった。まだけだるさが残っているから、最初は目標は低く、会社に毎日通勤することから始めようと思う。今日は通勤の練習も兼ねて、池袋まで往復徒歩で買物に行った。これぐらい歩くと、家につ…

行政批判

おとといのエントリーで書いたように、以前のような活字中毒ではないけれど、調子のよいときにはぽつぽつと拾い読み程度の読書はしている。最近読んだヘンリー・ミンツバーグの論文集「H.ミンツバーグ経営論」のなかに、行政について書かれた共感できる文章…

職場復帰

連休明けから職場復帰することになった。それ自体はよろこばしいことだが、見切り発車の復帰でもあり、不安もある。 このところ、最悪の状態でもないけれど、決して好調とはいえないような状態がだらだらと続いていた。このまま傷病休暇の刺激の少ない生活を…

だるさ物質

朝、目が覚めると、身体の隅々まで「だるさ物質」が充満している。 まぶたもだるく、目を開けるのもおっくうである。なんとかまぶたをこじ開け、重い棍棒のような腕で身体を支えて立ち上がると、体重が100tほどある恐竜になった気分である。一歩一歩踏み…

栄枯盛衰

ここのところ、会社復帰への心の準備のために、ビジネス関係の本を読んでいる。今はまだ時間があるので、なるべく古典的な本を選んでいる。 そのなかの一冊で「エクセレント・カンパニー」を読んだ。繰り返しが多く、整理が不十分という印象はあるが、実例が…

書く意欲

だいたい1か月周期でウェブログを書く意欲が変動しているように思う。 3月はウェブログを書く意欲が亢進して、ほぼ毎日書いてきたが、ここに来て意欲が減退している。 この書く意欲と体調はあまり連動していない。ここのところ暖かくなるにつれて体調は上…

幼なじみ

雨が空の汚れを洗い流したのか快晴になった。雑司が谷霊園の周りをジョギングしていると、いろいろな鳥が鳴いており、どこかの高原を走っているような気分だった。 昨日、幼なじみと飲みに行った。 昔の彼と変わっていないと思った。いつも変わらぬ彼なのか…

ペースメーカー

マインドマップのおもしろさに興奮して、ここのところアクセルを踏み込み過ぎだったので、ややスピードを緩めようと思う。ウェブログも、しばらくは、軽い身辺雑記を書いて行こうと思う。 昨日は久しぶりに本格的な雨が降って、一日家に閉じ込められてしまっ…

集中力の高め方

マインドマップを作る練習をしながらトニー・ブザンの「ザ・マインドマップ」を読み進めている。なかなか興味深い方法だと思う。今日のエントリーでは、マインドマップそれ自体のことではなく、練習用に作ったマインドマップを使って書いてみようと思う。 う…

ソ連と老子

今月の文藝春秋(平成二十年四月号)に「「見えない貧困」がこの国を蝕む」と題して佐藤優と桐野夏生が対談していた。そのなかで、かつてのソ連の実態について次のように語られている。 桐野 崩壊前のソ連というのは、やはり悲惨な状況だったんですか。 佐藤…

「心の風邪」ではない

今月の文藝春秋(平成20年4月号)に「うつ病50問50問患者と家族の心構え」という記事があり、冒頭に「「心の風邪」ではない。病院に行くのをためらうな」というキャプションがついていた。まったく同感である。 じっさいに自分がうつ病になってみると…

シエスタ

どうやって過ごすのが病気からの回復によいのかがいまだによくわからず、自分の体調を観察しながら手探りをしている。 ここのところ、午前中と夕方以降は調子がよく、読書が進む。午後に倦怠感がやってきて、しばらく昼寝をしてしまう。昼寝をしなければ使い…

ヒキコモリ明け

ここのところ調子があまりよくなくて引きこもっていたが、久しぶりに外に出ようという気分になったので、図書館まで散歩をかねて行ってきた。久しぶりに本やCDをたくさん見たので、思わずたくさん借りてしまった。 論語を読む参考にしようと思い、津田左右吉…

必ず鄰あり

「せっかく」というべきか、なかなかとることができない長期休暇中を有効活用して、普段はなかなか読めないような古典を読もうと思い立った。ほんとうは、「有効活用」などということは考えず、ただのんびりした方がよいのかもしれないが、ついつい読書リス…

禁句

うつ病患者に対して「がんばって」というのは禁句、ということはかなり浸透しているようで、正面切って「がんばって」と励まされることはほとんどない。 うつ病になりたての頃は「がんばることができない自分」にいらだっていたから「がんばって」と励まされ…

カフカ的疲労感

1月の谷川真理ハーフマラソンの5kmの部に出場して楽しくは知れたので、次の日曜日に開催される目白ロードレースの5kmの部にエントリーしている。しかし、2月に入ってから調子が悪く、事前の練習があまりできず、オーバーウェイトになっている。今日もぐず…

心の糖尿病

今日は、精神科の外来に行ってきた。どういうわけか、ここのところ外来に行く日に限って調子が悪くなる。行って帰って来るだけですっかり疲れて、しばらく昼寝をしてしまう。 「うつ病は心の風邪」という標語がある。たしかに、こじらせる前に医者にかかった…

カミングアウト

書こうか書くまいかずいぶん迷っていたけれど、これからウェブログを書き続ける上で不便なので、カミングアウトすることにした。 現在、うつ病と診断され、傷病休暇を取っている。 いつからうつ病になったのか、正確にはよくわからない。うつ病の定義によっ…