地震

ただ自分のできることだけをしよう

昨日会社で、ひどい行動を見た。そして、ひどい言葉を聞いた。こんな非常時なのに。自分の目と耳が信じられなかった。 本当に動揺した。そして、怒りと無力感が交互にやってきた。 そんなことをする人、そんなことを言う人が嫌だった。 絶対に彼らとは会いた…

東京の山の手の日常生活

今日は土曜日。 午前中、いつもの土曜日のようにつれあいと一緒にゴルフスクールに行った。地震以来はじめてコーチに会ったけれど、彼は無事だった。 家に帰ってから、二人で床暖房の上で猫のように昼寝をした。今週は一生懸命仕事をしたから、思ったより疲…

地震とともにある暮らし

会社に行き、仕事をこなす。家に帰り、シャワーを浴びて、夕食を食べる。 こんなことをしてていいのだろうか。 無力感にとらわれたかと思うと、突然怒りがこみ上げてくる。 傷ついているのかな。 会社のひとに、地震で動揺したと話した。 彼女はそんな風に見…

人の役に立つことで自分が癒される

地震の後、初めて会社に行った。オフィスはいつも通りだった。壊れているものもなかった。 日常の仕事を始めた。今、こんなことをしている場合なのか疑問に思った。無力感に襲われ、そして、強い怒りがこみ上げてきた。地震のために情緒不安定になっているの…

リアルな世界に戻る時

昨日のウェブログで「超現実の世界にいる」と書いた。(http://goo.gl/YZv4Q) 被災地の様子をテレビで見ていると、まるで「シュールリアル」な世界にいるような気持ちがする。 しかし、もう、自分自身の「リアル」な世界に戻るべきだと思う。 ふだんと同じよ…

J. G. バラードの世界

今、J. G. バラードの「人生の奇跡」を読んでいる。 彼は、上海で生まれ、第二次世界大戦中、家族と一緒に日本軍に収容された過去を持っている。そのことを「太陽の帝国」に書いている。 彼の体験はリアルだけれども、厳しすぎる体験だから、非現実、超現実…

現況

とりあえず、私の家族は無事で家にいる。 昨日、両親と妻と私で大宮にゴルフに行っており、ちょうどラウンドが終わってクラブハウスに帰る途中に地震にあった。 地面が海面のようにうねっていた。固いはずの土地が液体のようだった。駐車場に停めてある自動…