原点

母親に、子供の頃にはあれだけ作文に苦しんでいたのに、自分から好きで文章を書くようになるとは思いもしなかった、とよく言われる。確かに、小学生の頃、作文が好きだったとか、作文をほめられた、という記憶はほとんどない。実際に、どのような作文を書いていたのか、気になった。
正月、実家の押し入れから、小学校の文集を発掘した。読み返してみると、小学一年生から六年生まで、五つの作文が見つかった。
うーん、確かに、ほめられなかったのも納得。文集の他の人の作文に比べてみても稚拙である。むりにいい点を探すとすれば、自分で見て、考えて、感じたことだけを書いていて、借り物の言葉は書いていない、ということぐらいだろうか。

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