ヒキコモリ明け - Everyday Life in Uptown Tokyo on Hatena

ここのところ調子があまりよくなくて引きこもっていたが、久しぶりに外に出ようという気分になったので、図書館まで散歩をかねて行ってきた。久しぶりに本やCDをたくさん見たので、思わずたくさん借りてしまった。
論語を読む参考にしようと思い、津田左右吉「論語と孔子の思想」（岩波書店　津田左右吉全集第十四巻）と「日本の名著　富永仲基、石田梅岩」を図書館で借りた。津田左右吉は、日本古代史の文献批判に基づく研究で知られる歴史学者。富永仲基は、江戸中期の人で、儒教、仏教、神道を独創的な立場から批判したことで知られている。
CDコーナーをはじめて見たら、落語のCDが充実していた。談志の本格的な落語をまともに聞いたことがなかったので、聞いてみようと思う。そして、発作的に、懐メロではないロックを聴きたくなり、BECKとBlurを借りる。ほかにもCDを借りたくなったのでTSUTAYAに行き、Red Hot Chili PeppersとBECKのCDを借りる。自分の中では、彼らは懐メロではないけれど、もしかしたら、もう古いのかも知れない。
家に帰り、BECKをBGMにして「論語と孔子の思想」を読み始める。津田左右吉らしい歯切れの良さで客観的に論語の文献批判をしている。漢学者とは観点が違っていておもしろい。この二冊と「日本政治思想史研究」を読み返せば、まずは、儒学の勉強はひとまず十分だと思う。とりあえず、打ち止めにして次のテーマの読書に進もうと思う。