幼なじみ

雨が空の汚れを洗い流したのか快晴になった。雑司が谷霊園の周りをジョギングしていると、いろいろな鳥が鳴いており、どこかの高原を走っているような気分だった。
昨日、幼なじみと飲みに行った。
昔の彼と変わっていないと思った。いつも変わらぬ彼なのか、私と会うと昔の彼に戻るのか、どちらなのだろう。彼が仕事をしているときの姿が見てみたいと思った。
そして、彼の眼には私はどう映っているのだろうか。