抗うつ剤の副作用

現在、アモキサンという第二世代の抗うつ剤を100mg/日、パキシルという第三世代の抗うつ剤を30mg/日飲んでいる。それ相応の副作用がある。一般的には、第三世代のパキシルの方が副作用が少ないとされているようだけれども、同時に摂取しているから、どちらの副作用なのか区別はできない。
抗うつ剤の代表的な副作用として、口の渇きと便秘がある。口の渇きは、どうしても気になるときは水を飲むが、がまんできないほどではない。便秘は、市販薬のコーラックを一日一錠飲むと、ちょうどよい便通になる。
抗うつ剤の用量を増やすにつれて、立ちくらみ、足もとのふらつき、けいれん、寝言、発汗などの副作用がでてきた。座っていて立ち上がるときに足がもつれたり、急ごうと思って軽く走ると手足のタイミングが合わなくなったりする。普通に歩いていても、足もとがおぼつかず、ゆっくり歩いてしまうことになる。以前は、ジョギングや水泳を熱心にしていた時期もあったが、足もとがおぼつかない状態では運動をするのが危険だと思い、運動をする気がわかなくなってしまった。
けいれん、寝言は、就寝中に多いようだ。自分自身、声をあげて目が覚めたり、足のけいれんで壁を蹴り飛ばして目が覚めるということで気がつくこともあるが、つれあいの観察によると就寝中にかなり頻繁に起きているようである。また、もともと汗かきだったが、汗の量が普通ではないこともある。
そのほか、どうしてもうすらぼんやりとしており、軽い眠気があったりして、意識がクリアではなくなる。
うつ状態になるのも困るのだが、抗うつ剤のように脳や神経に作用する副作用はあまり心地がよいものではない。焦ってはいけないと思いつつも、早く抗うつ剤からは手を切りたいと思う。
アモキサピン:アモキサン
パロキセチン:パキシル