文章の泉

今日、会社のウェブサイトに掲載するコラムを書いた。1,000文字ぐらいの短いものだったけれど、思ったより時間がかかってしまった。できも満足できるものではなかった。
以前は頭の中に文章の泉があって、そこから滾々と文章が湧き出していた感じだった。ウェブログも、書きたい題材がいくつもあって、それを書く時間がたりないという勢いだった。今日書いたぐらいのコラムだったら、すぐに書き上げていた。
しかし、最近は、文章の泉が涸れてしまい、書きたいことがなかなかでてこないことが多いし、書いた結果の文章もあまり面白くないように思う。一日のウェブログの分量も短くなっている。電車のなかでツィッターにつぶやこうと思って携帯電話の画面を見ても、つぶやくことが思い浮かばず頭のなかが真っ白になっていることもある。どうしたことだろうか。
最近は、あまりストレスを受けないように、仕事でもプライベートでもあまり突き詰めないようにして、規則正しく日々を過ごしている。そのおかげで、幸い気分は安定している。しかし、刺激が足りずに好奇心や創作欲のようなものが減退しているのかもしれない。鬱か抗鬱剤の影響もあるのかもしれない。
以前は深夜に帰宅して、仕事のために気分が高ぶって眠れず、PCに向かってウェブログをせっせと書いていたこともあった。その頃は文章の泉から文章が湧いていた。しかし、つれあいは暗い部屋でPCの明かりで顔がぼんやりと浮かび上がるそんな姿を見て心配していたようだ。そして、結局、そんな生活は破綻してしまった。
あの頃のアグレッシブな自分に戻ることができるのだろうか、また、戻ることがよいことなのだろうか。まだ、今は、あせらずに生活していこうと思う。まずは、抗鬱剤を飲まなくてもよくなるようになることを目標にして、その目標が達成したときにどんな生活がよいのか改めて考えよう。