英語で書くこと

最近、ツィートは英語で、ウェブログは英語と日本語で書いている。ウェブログのエントリーは、Lang-8 (http://goo.gl/fuyN) に投稿している。ネイティブに校閲してもらうと、真っ赤に修正が入る。
やはり、直されるのは、"a"と"the"の使い分け、単数と複数の使い分け、前置詞、時制といったところが多い。一応学校で習った文法で基本的なルールは理解しているはずだけど、実際には、ここは"a"なのか"the"なのか"some"で複数なのか判断つかないことも多い。まあ、"a"にしておこうと思うと、案の定"the"と直されたりする。
けれど、この種の間違いはあまり気にしていない。どんどん書いて、どんどん直してもらえば、徐々に間違いは減っていくだろう。また、公文書を書いているのではなく、ウェブログだから、この程度の間違いだったら言いたいことが伝わらないということもないだろう。所詮、外国人が書いている英語だから、完璧を求めることもないと思う。
それよりも気になるのは、単語語や表現のニュアンスである。この単語や表現が、自分が伝えたいことを正確に意味しているのかわからず、もどかしい思いをする。
このまえ、こんな意味のことを書こうと思った。
「マンガのピーナッツのライナスが好きだ。彼と私は、同じような考え方、感じ方、行動をすると思う。」
日本語では、この場合「共感する」という単語を使う。和英辞書をひくと「共感する」に対応する英語として"sympathize"という単語が出てくる。(http://goo.gl/BlwmT)
とりあえず次のように書いてみる。

I like Linus in the comic "Peanuts", because I sympathize with him.

しかし、"sympathize"の語感が気になって、英英辞書をひいてみると、次のように出てきた。(http://goo.gl/qf9FZ)

to feel sorry for someone because you understand their problems

日本語では、「共感する」という言葉はニュートラルで、必ずしも"to feel sorry"と感じる訳ではない。おそらく、"sympathize"に最も近い日本語は「同情する」なのだろうと思う。
私は、ライナスと自分が似ていると思うけれど、別に同情しているわけではない。おそらく、自分の気持ちを正確に表現するには、"sympathize"という言葉は適当ではないのだろう。
シソーラスで"sympathize"をひくと、次のような単語がでてくる。(http://goo.gl/bSYpc)

ache, agree, appreciate, be in accord, be in sympathy, be kind to, be there for, be understanding, bleed for, comfort, commiserate, compassionate, comprehend, condole, empathize, feel heart go out to, go along with, grieve with, have compassion, identify with, love, offer consolation, pick up on, pity, relate to, share another's sorrow, show kindliness, show mercy, show tenderness, side with, tune in, understand

どの単語もいまひとつしっくりこない。しいて言えば”understand”かなと思う。そこで、次のように書きかえる。

I like Linus in the comic "Peanuts", because I can understand what he feels and thinks of.