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暮らすように旅をする、旅をするように暮らす

暮らすように旅をする

若い頃はハードなバックパッカー的旅行をしていたこともあったけれど、最近は「暮らすように旅をする」ようになった。

長距離の移動は東京から目的地の往復だけにして、一回の旅行で宿泊するのは理想的には一か所、多くて二か所にする。朝は早起きをして、ジョギングをしたり、ホテルにプールがあれば泳ぐ。あわてて観光に行かないようにして、朝食はなるべくゆっくり食べる。観光は日帰りで、目的地もなるべく二か所ぐらいにして、できれば三時ぐらいにいったんホテルに戻り、小休止、時間があれば昼寝をする。スーパーで買い物をしたり、その土地で買った洋服を着たり、理髪店で髪を切るのも楽しい。夕方は、もちろんその地元の住民が集まっている飲み屋にでかける。

旅行先も、機会があれば暮らしてみたい、という基準で選ぶようになってきた。

旅するように暮らす

以前、ゴールデンウィークにはちょっとした旅行をすることが多かった。しかし、この時期の東京は、一年のなかでいちばん気候がいい。そうであれば、わざわざ旅行するよりは、東京で過ごしたほうがいいと思った。

今年のゴールデンウィークは、東京の自宅で旅するように暮らしている。 朝、早起きをして身体を動かし、朝食はゆっくり食べる。午前、散歩をしたり、買い物をしたりして、昼食は外食をする。午後、早い時間には帰宅をして、昼寝をして、夕方の早い時間から飲み始める。東京で、旅行のときと同じように過ごす。

昨日は、散歩がてら「都電テーブル」という食堂で昼食を食べた。やさしい味付けの定食がおいしかった。明るい日差しのもとTシャツ姿で歩いていると、まるでハワイの気候のようで気持ちがいい。旅をするように東京の暮らしを満喫している。

リタイア後の生活の先取り

考えてみれば、旅するように暮らす、ということは、リタイア後の生活の先取りをしているように思う。そして、暮らすように旅をする、ということは、いろいろな土地で理想のリタイア後の暮らしのお試しをしているのかもしれない。

旅するように暮らすことができればいいな、と思う。