このブログもたまには誰かの役に立つこともあるようだ

結城さんから「騎士団長殺し」の感想を尋ねられる

しばらく前、Facebook上で結城さんから、私が村上春樹騎士団長殺し」をどのように読んだのか知りたい、というコメントがあった。

ブログで「騎士団長殺し」の感想を まとめたエントリーを書いていたので、リプライにそのURLを貼った。このブログもたまには誰かに役に立つこともあるようだと思った。

yagian.hatenablog.com

このブログの来歴

はてな」でブログを書き始めたのは2014/4/1からである。当時は「はてなダイアリー」と呼ばれるサービスだった。ブログそのものは、「ブログ」という概念ができる以前から手製の「ホームページ(東京山手田舎暮)」上で書いていた。いちばんはじめのエントリーの日付は1997/2/6である。もうかれこれ20年になる。よく続いたものだと、われながら呆れるが、ブログを書くという行為がよほど好きなのだろう。

このブログのほかに、最近は開店休業状態だけれども、英語のブログも書いていた。

yagian.blogspot.jp

また、最近では、語学学習を目的として、中国語と英語と日本語の三か国語のブログも書いている。

yagianchinese.hatenadiary.jp

自分に向けて書く

このブログは、はっきりしたテーマを決めず、その時に書きたいことを書いている。想定している第一の読者は自分自身である。

自分にとっては、過去の記録を読み返すことで、いろいろとわかることがある。読書記録として役に立つこともあるし、体調や気持ちの変遷がよくわかる。

また、なにか腑に落ちないことがあると、それをテーマにしてエントリーを書いてみることで考えがまとまるという効用もある。

あと、何よりも、自分で書いた文章を読むのは純粋に楽しい。文章の巧拙はさておき、やはり自分で書いた文章ほどすっと自然に自分の頭に入ってくるものはないし、自分でも書いた記憶が薄れているエントリーだと、なんだ、いいこと書いてあるな、と思いながら読んだりすることもある。

ブログを書き始める前は、日記を書く習慣はなかった。自分に向けて書く、と言いながらも、何人かの読者がいるということは自己顕示欲が満たされるし、それを目当てにして継続して書くことができているのだろう。

20年も書き続けていると、さすがに結構な分量になる。ノートに手書きで日記を書いていたら、過去、自分が書いたものを探すのはなかなか手間だが、ブログにあげておけばGoogleで検索することができて、これも非常に便利だ。

ありがたいことに、少しずつアフィリエイトもつくので、本を買う時に有効活用させてもらっている。

たまには誰かの役に立つこともある

決まった読者を想定していないし、テーマも決めず気ままに書いているから、自分以外の人にとって実用性のあるブログとは言えないだろう。

けれど、比較的ページビューが多いエントリーがあって、たまには誰かの役に立つこともあるのかな、と思うこともある。

 

 ミシェル・フーコーやクロード・レヴィ=ストロースについて書いた読書メモは、自分のブログのなかではページビューが上位に入っている。フーコーレヴィ=ストロースの日本語での入門書でわかりやすいものはあまりないから、少しは役にたっているかもしれない。大学でレポートを書く時に参考にされているのかもしれない(内容に確信はないから、これをコピペしないほうがいいと思うけれど)。アフィリエイトの記録を見ると、彼らの本を買っている人もいるようだから、原書を読む背中を押せたとすれば自分としてもうれしい。

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 三年ほど前に慢性扁桃炎の治療のため、扁桃を摘出する手術を受けた。手術を決めるまでに、ネット上でさまざまな体験記を読んで決心をしたので、自分も体験をまとめておこうと思って書いたエントリーである。誰か扁桃炎で苦しんでいる人の役に立てているのならとてもうれしい。

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英語版のブログでは、あまり英語では紹介されていない日本のポップカルチャー、例えば、ヘタウマ、断捨離、クールビズ、などを解説するエントリーが、ページビューの上位に入っている。これらも、まさに、たまには地球上の誰かの役に役に立っていることもあるようだ。

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