去年の抱負の振り返りと新年の抱負:継続と成長

昨年の抱負の振り返り

最近は、このブログはすっかり新年の抱負専用になっている。

さて、去年の抱負と半年経過時の振り返りへのリンクを張っておこうと思う。

 

yagian.hatenablog.com 

yagian.hatenablog.com体調維持

  • 健康維持のためのルーティーンをキープする
  • 疲れたときはムリせずルーティーンを休む
  • 調子のいいときも悪いときもそれなりのピッチング

去年は、大きな病気をすることもなく、風邪もあまりひかず、精神的な波もあることはあるけれど大きな谷に落ち込むこともなく、一年を通して「それなりのピッチング」を継続することができた。

歳を取るにつれて調整は必要なのだろうけれど、いまはこの生活のルーティーンが体調にフィットしているのだろう。

特に、過去、調子がよいときはやりすぎてしまい、休息を取ることを忘れて下降線をたどることが多かったが、適当に休息を取ることができて、それもよかったと思う。

仕事での挑戦

  • 新しい部署で求められているサービスを安定して提供する
  • チーム・ビルディングを進め、信頼されるチームを作り上げる
  • チームの各メンバー、そしてチームの成長を促す

一昨年10月に新しい組織を立ち上げ、サービス提供を始めた。さらに昨年10月より、その組織に新しいメンバーを迎え、新しいミッションも追加された。

一昨年10月に開始したサービスを安定して提供することができたが、その改善、洗練はあまり思うように進んでいない。昨年10月に追加された新しいミッションについては、まずは立ち上げのための萌芽期の段階にある。

チームビルディングは、悩みながら進めてきたが、まだ相互に信頼しあって、メンバーとチームとしての成長に積極的に取り組む状態にはなっていない。これをどのように実現していくかが大きな課題となっている。

プライベートでの挑戦(フィジカル)

ランニングは、ハイテクハーフマラソン、練馬こぶしハーフマラソンに加え、5月には軽井沢ハーフマラソンも完走した。去年の後半にはトレイルランにも挑戦し、高尾森林マラソンとみたけトレイルランに参加した。

総走行距離を見てみると、去年が502km、一昨年が333kmだった。夏、暑い時期にはランニングのオフを取るが、昨年は5月のハーフマラソンに、10月にトレイルランのイベントに出たこともあり、オフの期間が短くなったため、走行距離が伸びた。

レースにでることはモティベーションを高めることに効果がある。一方で、レースに出るとそれなりに体にダメージがあって、休息が必要になる。年間を通したコンディショニングを考えながら、参加するレースの強度と頻度を調節していく必要があるだろう。

ゴルフは、年間を通じて定期的にラウンドするようになり、一応100を切るラウンドが3回あったという意味では目標を達成した。この100を切るラウンドは、平坦な難易度が低いコースで、また、夏頃の時期だった。

夏以降、傾斜地がある難易度が高いコースのミート率を高めるために、スイングの大きな改造に取り組んでいることもあって、スコアという形の結果は得られていない。まだ、新しいスイングが身についたとまではいえないけれど、ここを乗り切れば夏頃以上のスコアに結びつくはずと考えて取り組んでいる。

体調維持も含めて、動ける身体は年間を通じて維持することができた。

プライベートでの挑戦(インテレクチュアル)

  • TOEIC Speaking & Writing受験
  • HSK5級受験
  • 手話の学習継続

英語は、TOEIC Speaking & Writing受験した。自分の英語の四技能を比較すると、リーディング>リスニング>ライティング>スピーキングの順番で、不得意のニ技能の現在のレベルを確認することができた。中国語について後述するが、まずは中国語の学習を優先させて、英語はスピーキングとリスニングを主体とした自習を継続している。

中国語は、夏にHSK4級に合格した。中級の入り口にたどり着いたところである。そのタイミングで、新しいこと(単語や文法)を覚えることを一旦やめて、HSK4級レベルの知識を流暢に運用できるようになるために練習に注力した。

その一環で、10月から中国語学校へマンツーマンのレッスンに通い始めている。レッスンを通じて新しくできるようになったことがあるかはよくわからないが、中国語でのコミュニケーションに慣れるという意味では絶大な効果があると感じている。この12月に上海に旅行してきたが、必ずしもスムースに中国語でコミュニケーションができるようになった訳ではないけれど、落ち着いて話ができるようになったのは間違いない。

手話は5月から豊島区の手話講習会に通っている。語学を教室で、同級生と一緒に学習するというスタイル自体が久しぶりで新鮮である。みなと一緒に学習を進めていることもあって、ゆっくりとしたスピードで学習している。まだ実用レベルには遠いけれど、楽しめていることが重要だろう。

読書と旅行と巡礼

骨太な読書はあまりできていない。語学に時間を割いていることと、老眼で読書のスピードが下がったことが原因だと思う。語学には時間をかけたいので、読書の量を飛躍的に増やすことは難しいから、本を選んで読んでいきたい。また、老眼対策には、電子書籍をうまく使っていきたい。

去年の読書のなかでいちばんおもしろかったのは、「三体」を始めとする中国SFだった。現代中国はまさにサイバーパンクを書くためにあるような社会状況だから、しばらく中国SFを見守っていきたい。翻訳ではなく中国語で読めるようになったら理想的である。一方、多和田葉子「献灯使」は、高齢化が進み「滅び」が意識されるようになっている日本を象徴するSFで、この両者を読み比べることができたのは、よい読書経験だった。

今年は国内を中心に旅行をした。春は千葉内房、姫路、夏は奈良京都、秋は磐梯山、冬は上海に行ってきた。奈良京都には「インバウンド旅行者の体で」一週間関西に過ごした。特に、奈良盆地を隅々まで足を運ぶことができ、日本古代、特に古墳時代を体感的に理解を深めることができたことが収穫だった。

江戸三十三観音巡礼は、1月に行ってその後はお参りができていない。ゆるゆると継続していきたい。

家のインフラ整備

  • 浴室のリフォーム

浴室と洗面所のリフォームをした。カビとの戦いから解放されて快適である。

その上で固執しない

計画は計画としてそれに固執しすぎないことについては、ある部分固執しすぎ、ある部分は柔軟に対応することができた。

新年の抱負:継続と成長

総論:継続すること

ここ数年は、短期的に達成できる目標ではなく、時間をかけないとたどり着かない目標を掲げている。その意味では、基本的には目標を変えることなく、継続することで着実に成長していきたいと思っている。

以前と比べ、継続することのコツをつかんできて、いわゆる「挫折」することが少なくなってきた。「挫折」していた時代は、自分の意志の弱さを嘆いていたけれど、今は、意志の力を使わずに継続することこそがポイントだと考えている。意志の力を使わずに継続するためには、以下のことを気をつけている。

  • 続けられることを選ぶ(「すべきこと」ではなく「したいこと」を選ぶ)
  • 習慣化する(決まったタイミングで取り組む)
  • 自分の進歩を感じる機会を作る(検定試験を受験する、レースに出るなど)
  • たまには休息する 

体調維持

  • 健康維持のためのルーティーンをキープする
  • 疲れたときはムリせずルーティーンを休む
  • 調子のいいときも悪いときもそれなりのピッチング

以前、全般的に体調が優れない時期は、体調の波の山と谷の差が大きかった。その波を小さくしていきたい。

自分の性質として、調子の山のときにやりすぎてしまい、その次の谷を深くする傾向がある。やりすぎも、やらなすぎもしないように、平準化されたルーティーンを守ること、また、休むべきときは休むことに注意したい。

仕事での挑戦

  • 新しいサービスを立ち上げる
  • チーム・ビルディングを進め、相互に信頼しあい、成長を助け合うチームを作る
  • そのために自分自身を変化させる

去年10月から新しいミッションとして与えられた新サービスの立ち上げが、今年の仕事での挑戦の中心になる。自分の部署だけで完結するものではないので、いかに他部署も巻き込んでいくのかがポイントである。関係する社内の人たちとコミュニケーションを通じ、彼らの状況を観察し、理解を深めていきたい。

昨年もチーム・ビルディングを目標としていたが、十分進捗したとは言えない。自分のメンバーに対する理解は深まったと思う。しかし、チームビルディングを進めるには、彼らの意識、認識に働きかける必要があり、これは簡単ではないし、時間もかかる。

これまでの状況を振り返ると、メンバーを「対象」として「操作」をしようと考えていたのだと思う。しかし、自分とメンバーは「相互関係」である。相手の意識、認識に働きかけるならば、まず、自分を変化することが必要だということに気がついた。まだ、自分がどのように変化すればわかっていないので、今年はその変化の方向を見定めていきたい。

プライベートでの挑戦(フィジカル)

去年、トレイルランのレースに参加した。今年は、トレイルランを深めるか、ロードの距離を伸ばすか、少々迷っている。トレイルランは変化があっておもしろいが、特に下り道は危険性が高くて、いずれ怪我をしそうな気もする。オフロードを走るのは楽しいので、たまに光が丘公園でクロスカントリーを走ってみようと思う。

ロードでは、ハーフマラソンを走ることになれてきた。どのくらいのペースで走ればよいかわかってきた。今年の下期は、距離を伸ばして30kmレースに参加してみようと思う。

ゴルフの100切りはできたので、次の段階では、平均スコアで100を切れるようになりたい。これが達成できたら、ゴルフはややペースを落としてもよいと思っている。そのためには、スイング改造状態を脱して、安定したスイングを習得する段階に至ること、そして、アプローチとパッティングの改善が必要だ。冬のオフシーズンにしっかり練習をしてスイングを安定させ、春にアプローチとパッティングの練習に取り組み、下半期には平均スコア100を目指したい。

しかし、これまでゴルフは前進してはいるけれど、計画からは遅れている。今年中に目標にたどり着けるかわからないけれど、倦まず弛まず挑戦していきたい。

無理をせず継続することで、動ける身体を維持していきたい。

プライベートでの挑戦(インテレクチュアル)

  • 英語のレッスンとTOEIC Speaking & Writing受験
  • 中国語のレッスンとHSK5級受験の準備、中国語の本を読む
  • 手話の学習継続

去年の後半から中国語のレッスンに通っている。語学上の効果も感じているし、なによりも楽しい。今年は、中国語と交互に英語のレッスンも通ってみようと思っている。英語のレッスンに通い、その後、TOEIC Speaking & Writingを受験をして、レッスンの効果を検証してみたい。

中国語は、今年前半はこれまで習得した単語、文法の復習にあて、後半からは来年のHSK5級受験を目指してあたらしい単語の習得を進めていきたい。あわせて、中国語のレッスンも継続し、特にリスニングを強化する。また、そろそろ中国語の本を一冊通しで読んでみようと思う。

手話は、なかなか実用レベルには到達しそうにないが、まずは講習会から落ちこぼれないように学習を継続したい。講習会は、三年のプログラムとなっている。細く長く、三年間は続けていきたい。

文化の取り組み

グローバリズムの歴史を追いかける、というテーマはこれから一生変わることがないだろう

年末の上海旅行に刺激され、もう少し中国とグローバリズムへの関わりを知りたいと思った。そのためには、中国の歴史、文化(現在の中華人民共和国の範囲ではなく、より広い中華圏について)について基礎知識を習得することが必要だ。今年は、中国を軸としてグローバリズムについて考えてみたい。

最近、読書量が減っている。語学へ時間を投じていることもあるし、老眼で読書のスピードが落ちていることもある。読書へのモティベーションを高めるために会社への読書会に継続的に参加すること、老眼対策のために電子書籍を活用していきたい。

家庭の取り組み

  • キッチンのリノベーションの準備
  • 中華料理のバリエーションを増やす

昨年は水回りのリノベーションが家庭での取り組みとして大きかった。次はキッチン周りのリノベーションが大きなテーマである。今年は、どのようなキッチンにすべきか、しっかり考えて準備をしたい。

自分の料理のバリエーションは、このところ増やすことがなく、きまったものだけ作っていた。今年は中華料理のバリエーションを増やしてみようと思いついた。野菜がおいしい炒めものを作ってみたい。あと、点心もいくつか作れるようになると楽しそうだ。

その上で固執しない

これもこれからずっと不変の目標だが、最終的な目的は見失わず、目の前の計画目標に固執しすぎず柔軟に暮らしていきたい。