2006-02-01から1ヶ月間の記事一覧

バレンタイン・デイ

つれあいに、バレンタイン・デイに、チョコレートのかわりに「チャーリーとチョコレート工場」のDVDがほしいとお願いをして、買ってもらった。二人でゆっくりする暇がなかなかつくれず、先週末にようやく見ることができた。 今朝早く、トリノ・オリンピッ…

パラフレーズ

ここのところ、作文に関するエントリーをいくつか書いてみた(「作文の教育、学習」id:yagian:20060205:1139146276「朱を入れる」id:yagian:20060206:1139233761)。今日は、その続きで、ちょっと違った観点から考えてみようと思う。 作文を書く時、手書きの…

学力低下

実家に帰ったら、両親から、あなたは藤原正彦の「国家の品格」(新潮新書 ISBN:4106101416)のあら探しをいろいろしているけれど、細かいところではなく大筋を読んだらどうだ、あの本は言いたかったことを書いていたので読んだら気持ちがすっきした、私たちの…

朱を入れる

昨日書いた「作文の教育、学習」(id:yagian:20060205:1139146276)に、「続・航海日誌(2006/2/6)」(http://www.seri.sakura.ne.jp/~branch/diary0602.shtml)からリンクが張られていた。 ここは、それほどアクセスがあるわけでもなく、コンスタントに更新して…

作文の教育、学習

日本語の教育、学習について、いくつかウェブログでのエントリーを見かけた。いくつかのレベルの問題が混同されているように思える。ここでは、日本語の教育、学習のなかでも、母国語話者の作文に限って話を進めていきたい。 作文能力を習得するためには、母…

象徴

以前、酒井順子「負け犬の遠吠え」(講談社 ISBN:4062121182)について感想を書いたこと(http://www.lares.dti.ne.jp/~ttakagi/diary/diary/0403.htm#20040314)がある。 「負け犬の遠吠え」のなかで、酒井順子は、「負け犬」たちが持っていた紀宮(当時独身…

お好み焼き

昨日の夕方、つれあいと飯田橋のお好み焼きに行った。 お好み焼きを食べたことがあまりない。自宅でお好み焼きを作ったこともない。何を注文してよいかよくわからなかい。 最初に、ねぎ焼きとミックス広島焼き、生ビールを注文し、最後に焼きうどんでしめた…

ブッシュ嫌い

あいかわらず藤原正彦「国家の品格」(新潮新書 ISBN:4106101416)ネタの続き。 おとといの日記(id:yagian:20060202:1138887151)で、西洋の「自由、平等」という理念を批判し、武士道精神、日本の情緒を称揚する藤原正彦は、実際には、日本の伝統文化、情緒に…

「国家の品格」についておまけ

藤原正彦「国家の品格」(新潮新書 ISBN:4106101416)についての感想は、昨日の日記(http://d.hatena.ne.jp/yagian/20060202/1138887151)で完結させたつもりだったが、まだ語り残していることがあるような気がしている。 この前、本屋のレジに並んでいたら、「…

カラスとのらねこ

今朝、都電の駅に行く途中、雑司が谷霊園を通り抜けた。まわりの木の上から小鳥たちがさえずっている声が聞こえた。春の気配を感じた。 最近、カラス対策で、ゴミにネットをかけるようになった。カラスが減って、小鳥たちも居心地がよさそうだった。しかし、…

「国家の品格」について完結編

稲本の日記(id:yinamoto:20060131)に、私のことについてこんなことが書いてあった。 対象から距離を置いて、冷静でいるように見えることが多いのだけれども、突然、異様に攻撃的になったり、ハイになったりすることがある(そんなときは、ハタで見ていて、驚…

伝統と進取、小唄のレコード

藤原正彦「国家の品格」(新潮新書 ISBN:4106101416)のことについて続きを書こうと思っていたけれど、心が汚れそうだからやめにした。 今日、会社の行き帰りに「九鬼周造随筆集」(岩波文庫 ISBN:400331462X)を読んでいたら、その知性と趣味の高さに心が洗われ…