2007-02-01から1ヶ月間の記事一覧

まだらの紐って

ネタバレ注意。この先、コナン・ドイル「まだらの紐」(「シャーロック・ホームズの冒険」(新潮文庫 asin:4102134018) 所収)のストーリーについて書かれています。村上春樹「羊をめぐる冒険(上・下)」(講談社文庫 asin:4062749122)を読んでいたら、主人…

エルニーニョ現象

今年は梅が咲くのがずいぶん早かったけれど、昨日は、もう、沈丁花の香りが漂っていた。

生態系

昨日の夜、ボーっとしながらNHKの「プラネットアース」を見ていた。 最近の自然系の番組は撮影技術がほんとうに進歩して、驚くような映像を見ることができる。ということはいいのだけれども、生態系の実態を伝えるということに力点が置かれるあまり、かな…

満腹

今日は、空が高いきれいな青空だった。 午前中、都電に乗って巣鴨の温泉Sakuraに行き、体を温めてから背中をマッサージしてもらった。腰痛は治まっているのだけれども、その影響か、背中が張ることが多い。 帰り道、地蔵通り商店街にある庚申塚ときわ食堂(ht…

野生化インコ

昨日、雑司が谷霊園をジョギングしていると、いつもは見かけない緑色の鳥がいるなと思い、よくよく見てみるとインコだった。 東京には野生化したインコがいるということは知っていたが、実際に飛んでいるところを見たのは初めてだった。

プレモダン、ポストモダン

学生時代に読んだ高橋源一郎「優雅で感傷的な日本野球」(河出文庫 asin:4309408028)を読み直している。おもったよりおもしろく読むことができている。 考えてみれば、学生時代には、日本の近代文学の作品をほとんど読んでいなかったから、自分の頭のなかは…

大変な仕事

テレビで、米国務省のヒル次官補の姿をよく見かける。 会議のあとの囲みの取材の時の彼は、薄くなった銀髪が乱れ、うっすら無精ひげが伸び、目がうつろで、心底疲れたという表情をしている。疲れたというコメントをすることもある。たしかに、北朝鮮を相手に…

過大な期待

knoriさんのウェブログ(id:knori:20070205:p1)の、親が子供を注意することで学級崩壊が収まったというknoriさん自身のコメントが興味深かった。私は、学校教育とは縁遠いし、自分が受けた教育も必ずしも一般的なものでなかったから、教育現場の実情について…

幸せの青い鳥

読みやすい文体の小説を読みたいと思い、本棚に並んでいる村上春樹の小説から「ダンス・ダンス・ダンス(上・下)」(講談社文庫 asin:4062749041)を手に取った。 前半にはいくつか気になったところがあったけれど、ハワイでキキを追いかけるあたりから結末…

私の「三丁目の夕日」

先日、実家に帰ったついでに、祖父が住んでいた家に行ってきた。 父は次男坊で、祖父の住んでいた家の隣に住んでいる。実家の玄関から出て、塀のくぐり戸を抜けると、祖父の住んでいた家の勝手口がある。小さい頃、勝手口から台所を抜けて、祖父がいた四畳半…

一生で三世を生きる

NHK−BSで、「民衆が語る中国・激動の時代」というドキュメンタリー番組を見た。50分×4回の番組を二日間にわたって放送していた。長時間にもかかわらず、見始めたら目が離せなくなった。文化大革命の時代を生きた、日本で言えば団塊の世代のひとびと…

雅子妃の影響力

村上春樹「やがて哀しき外国語」(講談社文庫 asin:4062634376)は、村上春樹が1990年代初頭、ジャパンバッシングが盛んだった頃に、アメリカに住みながら書いたエッセイである。そのなかに、こんな一節があった。 ……皇太子の結婚がアメリカ社会に対して…

トレーニング

腰の痛みはおおむね治まったので、徐々にトレーニングをはじめている。 まずは、こわばった筋肉をほぐすストレッチを朝と夜にしっかりとするようにしている。腹筋と背筋の強化のために、DVDを見ながらピラティスをはじめた。 つれあいが、ジョギングをは…