2008-08-29から1日間の記事一覧

ひきこもり

「寺田寅彦随筆集第一巻」のなかに「球根」という作品がある。胃潰瘍のために静養していた時期について書かれたものである。そのなかにこんな一節があった。 彼の生活が次第次第に実世間と離れて行くのを自分でも感じていた。彼と世間を隔てている透明な隔壁…

雨上がり

今日の天気予報は一日雨だったけれど、陽が射してきた。それを待ち構えてたように蝉が鳴き出した。