2010-03-01から1ヶ月間の記事一覧

日本文化の家元としての天皇

小谷野敦「天皇制批判の常識」(洋泉社新書)を読んだ。 そのなかに、昔から自分が考えていたこととまったく同じ考えが書かれていたので驚いた。 ………天皇制を廃止するといっても、天皇・皇族を国外へ追放するとか、いわんや処刑するとか、そういうことを考え…

文章の泉

今日、会社のウェブサイトに掲載するコラムを書いた。1,000文字ぐらいの短いものだったけれど、思ったより時間がかかってしまった。できも満足できるものではなかった。 以前は頭の中に文章の泉があって、そこから滾々と文章が湧き出していた感じだった。ウ…

幕末維新を越えて

田安徳川家十一代目当主という徳川宗英が書いた「徳川家が見た幕末維新」(文春新書)を読んだ。 幕末維新を第三者として研究しているのではなく、自分の身内のできごととして書いているところが面白かった。 明治維新によって末端の武士はいわば失職して苦…

ゴルフスクール

昨年の10月からつれあいといっしょにゴルフスクールに通っている。 ここ数年は腰痛のためもあってクラブを握っていなかったが、それまでは、ろくに練習もせず年に1回ぐらいコースに出ていた程度だった。天気がいい日にゴルフ場を歩くのは気持ちがよかった…

トゥルー・クライム

クリント・イーストウッドの映画に惹かれたのは、小学生の頃東京12チャンネルで放送していたマカロニ・ウェスタンだったと思う。映画館に見に行ったのは中学生の頃「アルカトラスからの脱出」だった。もうかれこれ30年間以上も、彼のファンを続け、映画…