北海道旅行

小学五年生の時の旅行をテーマとした作文。

北海道旅行
一、出発(第一日)
少しの間、いすにおさえつけられるような気がしたが、しばらくして窓の外を見たら、思わずさけんでしまった。
「あれっ、もうこんなに高く上がったのか。」
羽田空港が雲の間からちらちらと見えています。雲の中をつっきって、上に出たら、下はまるで綿の海のようでした。
しばらくして、苫小牧の上空になったころから、雲のだいぶきれ、どうやらお天気はよさそうです。
千歳からバスで札幌へ行き、札幌では、最初に、地下鉄に乗りました。特長は、レールが一本で、ゴムタイヤで走り、地上は、トンネルのようなものでおおわれていました。それは、冬、雪の害をふせぐためだそうです。
昼飯は、札幌ラーメンを食べました。ラーメンは、めん、つゆともにおいしかったです。
観光バスなどで、市内を観光しました。観光したところは、北大、羊ヶ丘などです。
二、札幌から知床へ(第二日)
次の日、札幌駅七時発網走行き特急オホーツクに乗りました。いけどもいけども原野がつづき、北海道は広いなあと感じました。そして、網走まで行き、各駅で斜里まで行き、バスで知床五湖へ行きました。
知床五湖は、知床半島にあり、小さな池が五つある所です。見ずに山がうつり、きれいでしたが水が茶色っぽくきたない所が悪い所です。それをのぞけば、森にかこまれて、sずしくいいところでした。
三、知床旅情(第三日)
翌日、ウトロから、知床岬を回って半島のむこう側のラウスへ行く観光船に乗りました。知床半島は、やまがそのまま海におちていて、滝もありました。
ラウスから、バスでトドワラ入口に行きました。トドワラ入口から国後島を望遠鏡で見ると、兵舎らしきものが見えました。もう目と鼻の先にある島に、外国の兵舎があるなんておそろしいことです。
トドワラは、野付半島にあります。そこは、かれ木の原です。かれ木の原になったわけは、オホーツクからの強風で木がかれてしまったのです。
そこから船で、尾岱沼へ行き、バスで根室標津まで行きました。
四、日本晴れの摩周湖(第四日)
次の日、根室標津から帰社で弟子屈へ行き、弟子屈からは、タクシーで、摩周湖へ行きました。摩周湖は、少し波がありましたが、水は青くすんでいて、中に島が一つあって、山にとりかこまれ、冷たい感じがし、湖のまわりはがけになっていて、どこにも水の出入口がなく、神秘的で、何度見ても見あきない、ボートでもこいでみたくなるような湖でした。
摩周湖から、川湯まで行き、アイヌ人のしゅう長といっしょに、ぼくたちもアイヌ人のいしょうを着て、写真をとりました。少してれくさかったです。
川湯から、屈斜路湖に行きました。屈斜路湖は、浜の砂をほると湯がわいてきます。そして、クッシーという怪獣がいる?そうです。
美幌峠に行きました。そこは屈斜路湖全体がながめられるところです。
美幌峠から双湖台へ行きました。双湖台は、ペンケトーとパンケトーが見えるのでこのような名になったそうです。ペンケトーとパンケトーは阿寒湖とつながっていました。それが、火山のばく発によって分かれてしまったそうです。
そのあと、オンネトーへ行きました。オンネトーは、小さな湖ですが、人がとても少なく、水の色が緑色っぽくきれいで、静かに波立っていました。そして、摩周湖と同じぐらいきれいでした。タクシーの運転手さんの話によると、波がないと、山がうつってもっときれいだそうです。
ぼくたちは、オンネトーをあとに阿寒へ向かいました。
(後略)

時系列にそってできごとを並べた作文。取捨選択や構成のあとがあまりみられない。