企業努力

Google NewsのUS版(http://news.google.co.jp/news?ned=us&btn=Go)を読んでいると、戦争や内戦のニュースが多く、気が滅入ってくる。もう少し、街ネタっぽい記事はないかと思い、UPIのウェブサイト(http://www.upi.com/)のなかで、"Most Popular"というカテゴリーの記事を見ると、脱力系の記事が並んでいて、なかなか楽しい。

Yolo Narcotic Enforcement Team Cmdr. Roy Giorgi told the newspaper the street price of the flavored varieties is about 40 percent higher than unflavored.
"They (users) said regular cocaine gives a medicine taste in the back of the throat when snorted," Giorgi said. "With the flavored, you get a strawberry taste."

ヨロ郡の麻薬取締チーム長のロイ・ジョルジュは、新聞の取材に対して次のように語った。フレイバーなしのものに比べ、フレイバーつきのものは、40%ほど高い値段で密売されている。普通のコカインを吸うとのどの奥に薬っぽい味が残るけれど、フレイバー付きのは、ストロベリーの香りがするんだよ。

"Sweet, flavored cocaine now in U.S." SACRAMENTO, June 26, 2007 at 2:48 PM, United Press International(和訳文責 yagian)
http://www.upi.com/NewsTrack/Top_News/2007/06/26/sweet_flavored_cocaine_now_in_us/2596/

確かに、コカインを鼻から吸い込むと、ツーンとしそうだ。アメリカ風の体に悪そうな甘ったるい人工甘味料を振りかければ、40%も高い値段で売れるなら、フレイバーつきのコカインが広まるだろう。どんな世界にも企業努力はあるものだ。
しかし、コカインと人工甘味料、どちらの方が体に悪いのだろうか。