罪悪感続き

昨日のエントリーで、会社を休むとき罪悪感を感じることを書いた。
なぜ、会社を休むと罪悪感を感じるのだろうか。
昨日のエントリーでも書いたように、私が会社を休んでも、具体的に誰かに迷惑をかけるということはない。今はリハビリ中の短縮勤務であり、自分のペースで進めても問題のない仕事しか任されていない。給料分働いていないという意味で会社に迷惑をかけているといえなくもないが、これまで会社を儲けさせてきた貯金はまだ食いつぶしていないと思うし、実際、会社に対して罪悪感を感じているわけではない。
よくよく考えてみると、罪悪感は自分に対して感じているように思う。普通に会社に通って普通に仕事をするという自分への期待を裏切ってしまった自分への罪悪感である。休みがちにしか会社に通えないという自分を、自分が受け入れることができず、自分にがっかりしてしまう。そんな自分をがっかりさせたことに対する罪悪感を感じている。
更にいえば、罪悪感を感じたいという心の動きもあるような気がする。さっきも書いたとおり、客観的に見れば、私が休んでもだれも困らない。逆に言えば、今は大して誰のためにも役立っていない、ということでもある。休むことで罪悪感を感じることで、誰かの役に立っているかのような気分になることができる。だから、会社を休むと罪悪感を感じる、という倒錯した心理もあるように思う。
せっかくゆるゆると適当に働けばいいという身分になっているというのに、それを受け入れるのはなかなか難しいことである。