読書メモ:吉越浩一郎「「残業ゼロ」の仕事力」

今月までは、傷病休暇明けのリハビリ勤務で、10時出社、16時退社のペースで仕事をしている。来月からは、残業は禁止だけれども、通常勤務に戻る。
今は午前中の2時間がゴールデンタイムで、仕事らしい仕事はこの間に片付けてしまう。午後は、だらだらと資料や本を読み、読書メモを作っている。
来月から通常勤務に戻るけれど、どのくらいの時間、集中して仕事をすることができるだろうか。さすがに、2時間だけ集中して、あとの時間は流して過ごす、というわけにはいかないだろう。午前中2時間、午後2時間ぐらいをがんばって、あとの3時間ぐらいを流して過ごすようにしようと思う。
最近、残業ゼロで有名になったトリンプの元社長吉越浩一郎の「「残業ゼロ」の仕事力」を読んだ。
デッドラインを厳しく設定して、仕事の能率、集中力を高めて、残業ゼロを達成する話である。社長の立場から書かれているから、この人の部下になるときつそうとも思ったけれど、残業ゼロというコンセプトは納得できた。
前に書いたけれど、今は2時間集中3時間流し、というペースで仕事をしている。来月からは4時間集中、3時間流しぐらいにしたいと思っている。集中する時間は、だんだん長くしたいと思うけれど、どんなに調子よくなったとしても、一日の集中時間は7時間ぐらいが上限だと思う。
大学受験の準備をしていた時期、勉強時間は一日8時間を上限に決めていた。それ以上勉強すると、翌日、集中力がなくなって勉強ができなくなってしまう。継続的に勉強できるのは、8時間が上限だった。若い頃がそうだったから、年をとって集中力が衰えた今では、集中できる時間はもっと短くなっているはずだ。
つまり、定時の就業時間が集中時間の上限で、それ以上は流しの時間になってしまう。それであれば、定時の間に濃密に集中して、残業をゼロにするのが、会社にとっても自分にとっても賢い時間の使い方だと思う。

「残業ゼロ」の仕事力

「残業ゼロ」の仕事力