もう大丈夫です、ははは

今日、打ち合わせの終わりの雑談で、「お身体を壊されたと聞いたのですが、もう大丈夫ですか」と聞かれた。不意をつかれたので、なんと答えたらよいかわからずに、「ええ、まあ、もう大丈夫です、ははは」と、ごまかすように答えてしまった。
基本的には、うつ病であることを隠さずカミングアウトする方針でやっている。その方が、お互い誤解がなくて、妙な疑心暗鬼がなくせると思っている。
しかし、雑談のなかで告白するには、うつ病というのは、なかなか重い話題である。まじめな顔をして、「いや、うつ病になってしまいまして」などと言うと、その場の空気がぐっと重くなってしまいそうである。かといって、あまり軽妙に告白するのも妙である。そのあたりの按配がまだうまく会得できていない。
今日も、体調のことを聞かれると予想していなかったから、うまく答えることができなかった。重すぎず、軽すぎず、事実を淡々と語れるようになりたいものである。