Google Play Musicで音楽を聴く
ようやくSpotifyが日本にやってきた。しかし、今のところ音楽のストリーミングサービスはGoogle Play Musicで満足しているので、当面引っ越すことはないと思う。ただ、インターフェースはGoogle Play Musicはどうにもかっこわるく、それがSpotifyなみにスマートになれば言うことはないのだが。
Google Play Musicに加入する前は、iPod Classicに自分の持っているCDの音源をぜんぶ入れて持ち歩いて聴いていた。しかし、Google Play Musicに移行し、スマホで膨大な音楽をいつでも聴くことができるようになったら、音楽を聴く時間も増えたし、バラエティの幅も広がった。
Google Play Musicに"I'm feeling lucky radio"という機能がある。選曲のアルゴリズムはわからないけれど、その時に私が聴きたいと思う音楽を推定してプレイリストを自動生成してくれる。これがけっこういい選曲をしてくれる。
BeckからEelsにつながる
ある日、会社を出たところで"I'm feeling lucky radio"を選んだら、Beckからはじまるオルタナティブ・ロックのプレイリストが始まった。
地下鉄に乗りながら聴いていると、知らないバンドの曲にガツンと来た。曲名を確かめたらEels"Souljacker Part I"だった。
自分は、やっぱりオルタナティブ・ロックのローファイな音、ちょっと斜に構えた歌詞が好きなんだなぁ、と思った。Wikipediaで調べてみると、Mark Oliver Everettという人がMr. Eと名乗ってやっているバンドらしく、バンド名も含めたひねくれた感じもいい。
映画音楽にもずいぶん使われているようで、"American Beauty"の挿入歌("Cancer for the Cure")にも使われているという。"American Beauty"は映画そのものも大好きだけれど、挿入歌の選曲も気に入っている(ラストのthe Beatle"Because"が非常に印象的)。Eelsというバンドは知らなかったけれど、彼らの音楽はいつのまに耳に入っていたようだ。
Eelsの代表曲を聴くべく、すっかりヘビロテ中である。
Eels"Souljacker Part I"
この"Souljacker Part I"のPVはヴィム・ベンダースが東ベルリンで撮ったもので、雰囲気がある。例によって歌詞を翻訳してみよう。
イールズ「ソウルジャッカー パートI」
22マイルの険しい道のり
33年間の不運の歴史
44個の骸骨が埋められた土地
泥の中を這いずり回る
オー イェア
ジョニーは先生がきらい
ジョニーは学校がきらい
いつかジョニーはそいつらに
アホじゃないってことを見せつけるだろう
オー イェア
姉貴や兄貴は彼氏や彼女をつくる
家族のゴタゴタは秘密
トレイラーパークは気が滅入る
家から出ることは許されない
サリーは父親がきらい
サリーはともだちがきらい
サリーとジョニーはテレビを見てる
番組が終わるのを待ってる
オー イェイ
姉貴や兄貴は彼氏や彼女をつくる
家族のゴタゴタは秘密
トレイラーパークは気が滅入る
家から出ることは許されない
22マイルの険しい道のり
33年間の不運の歴史
44個の骸骨が埋められた土地
泥の中を這いずり回る
オー イェア