新年の抱負:健康第一、中高年の成長

平凡ではあるけれど、自分にとっては重い新年の抱負:健康第一

一日早いけれど、新年の抱負について記録に残しておこうと思う。

新年の抱負をひとことでまとめると「健康第一」である。平凡だけど、自分にとっては身銭を切って学んでたどりついた重い抱負だ。

単に健康でありたいと願うだけならば簡単だけれど、一年を通じて健康管理をして、実際に健康を維持することは容易なことではない。

今年の1月に50歳になる。このブログにも何回か書いたけれど、40歳の前半は心身ともにトラブルが連続して、とにかく調子が悪かった。調子が悪いと、何かしたいことがあっても思うようにならないことを痛感した。

10年間の試行錯誤の末、健康管理のルーティーンがなんとか確立できた。そのおかげで、今年は一年間健康で過ごすことができた。まずは、このルーティーンを守り、ブラッシュアップして50歳の一年間を健康で過ごしたい。そして、それを一年ずつ継続して、50歳代を通して健康でいたいと思う。

仕事での挑戦:中高年も成長できることを示すこと

ここ数年の仕事での目標は、体調を回復して一人前の仕事をできるようになること、そして、いちどうつ病になってもしっかり働けるようになることを証明すること、が目標だった。

いちどうつ病で倒れると、完全に復活するすることはなかなか難しいことだから、必ずしも偏見とは言い切れないけれど、なんとなく「こいつは大丈夫なのか?」という周囲の視線を感じてきた。今年一年ふつうに働くことができ、「こいつは大丈夫」ということを一応証明できたと思う(それでもそのような視線は完全に払拭することはできないだろうけれど)。

次のステップとしては、この歳になっても成長できる、ということを証明したいと思っている。これまではマイナスをゼロにすることを目指してきたが、これからはゼロからプラスにしたい。

「生きる」という意味の人生も、職業人生という意味でも折り返し点を過ぎた。けれど、これからの人生も短いようでまだまだ長い。

日本全体が高齢化し、また、私の勤めている会社も高齢化している。高齢化した人がどれだけ働けるのか、新しい環境に適応し成長できるか、ということは、大きく言えば日本経済や福祉制度全体にとって、当然ながら私自身にとっても非常に重要な課題である。

老後の「生きがい探し」という意味ではなく、職業人として戦力を高めるための成長、という観点は、あまり真剣に考えられていないし、検討されていないように思う。もちろん、若い人が成長するということよりは難易度が高いのだろうけれど、いまからでも自分は成長できると思うし、そのことを証明したい、そして、自分と同世代の人たちの成長を助けていきたい。

職業人としての自分の成長を考える上でポイントは次の二つ。

最大限に活用するにせよ、アンラーニングするにせよ、いままでつちかってきた知識、経験とどのようにつきあうのか、が一つ目のポイント。

この歳から成長するには、まったく新しい領域に挑戦するのは得策とは思えない。やはり、知識、経験は活用したい。しかし、知識、経験にこだわるあまりに柔軟性は失いたくない。そのバランスが重要だ。

そして、若い人たちとどのような関係を持つか、持てるのか、が二つ目のポイント。

学習という観点からは、いかに若い人から新鮮な情報、考え方を学べるか、また、若い人に自分の知識、経験を教えることを自分の学びに結び付けられるのか、が重要だと思う。また、これから職業人として続けるためには、若い人からいかに一緒に働きたいと思ってもらえるように成長しなければならない。

ここしばらくは模索を続けることになると思う。

プライベートでの挑戦:語学、スポーツ、グローバリゼーションの世界史

 プライベートでの目標は、ここ数年取り組んできたことを地道に継続してきたいと思う。

語学(英語と中国語)は、話すこと、に重点を置こうと思っている。英語は発音を本格的に矯正したいし、中国語は初級の語彙と文法を学んだのでその応用ができるようになりたい。そして、中国語は中国語検定三級の合格と、中国語圏への旅行で実用的な中国語のコミュニケーションをすることを目標にしたい。

 ここ二年ぐらい、健康管理のための身体づくりという意味で、水泳、筋力トレーニング、たまにジョギングなど、身体は動かしてきた。それなりに体型も変わってきて、筋力も付いてきたように思う。これからは、スポーツを楽しむ比重も高めようと思う。ゴルフは中断していたけれど、ラウンドに出て、100を切ることを目標にしたい(これはあまり自信がないけれど)。春先に目白ロードレースに出る(5km)ので、二年前の記録よりは速いタイムを出したい。

そして、読書も旅行も含め、グローバリゼーションの世界史を追いかけてきた。これは継続していこうと思う。中国語の学習とからめて、グローバリゼーションのなかでの華僑華人の歴史に着目しようと思っている。

今年は時事的な本を主として読んだが、もう少し長い射程を持った古典的な本を中心に読もうと思う。当然、本の内容の難易度は高くなるから、読書メモもきちんと書かなければ。