体重の変遷

断捨離とライフログの整理

ここしばらく、わが家では断続的に断捨離を進めていて、その完成にかなり近づいてきた。「断捨離の完成」とは、家のなかの「魔窟」が一掃された状態と考えている。「魔窟」とは、その中に何が入っているか把握していない収納のことだ。

家のなかの「魔窟」を一気に一掃するのは大変だから、「魔窟」をひとつひとつ開き、捨てるものと残すものを仕分けるという作業を進めていく。そして、今は、家の中にあるものが、概ね把握できている。もちろん、家の中がすっきりして気分もいい。

「魔窟」のなかに押し込まれているものはさまざまだが、書類もかなりの比率を占める。書類をめくり、そのまま捨てられるもの、シュレッダーにかけるもの、ファイルして保存するものに仕分ける。大量の紙にさわっていると、手の脂がとれてカサカサしてくる。シュレッダーもフル回転する。

書類系「魔窟」を断捨離した結果、いくつかのライフログを整理することができた。しばらく前のエントリーで書いたゴルフのスコアもそのひとつである。 

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 そのほか、就職から今までの年末調整の記録を整理することができ、年収の変遷がわかった(まさに、失われた20年をなぞる停滞ぶり)。そのほか、32歳からいままでの健康診断の結果も整理できた。

健康診断の結果:体重とγ-GTPの推移 

健康診断の結果から、特に変化が顕著で興味深い体重とγ-GTPの推移をグラフにしてみた。

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γ-GTPは肝臓の機能に関連がある数値だが、私の場合、体重ときわめて強い相関があることが一目瞭然である。

体重が増えると脂肪肝になり、それに伴ないγ-GTPの数値が上がる。あわててダイエットをして体重が減ると、肝臓についた脂肪も減ってγ-GTPの数値が下がる。そして、リバウンドをして体重とγ-GTPが上昇する、というサイクルを繰り返している。

ダイエットとリバウンドと生活習慣

このグラフを見ると、32歳から50歳の間で四回の山と谷があったことがわかる。だいたい、64kgを超えるとこれはまずいと思いダイエットをして60kg以下まで落とす。1回めと2回めの谷は1年しか維持できていないが、3回めの谷はしばらく継続していたが、それでもやはりまた体重が増え、今は4回めの谷にいる。

四回目の山と谷については、まだ記憶に新しい。

慢性扁桃炎になり、扁桃を摘出する手術を受けた。その直後は喉が痛くて食事が喉を通らず、不健康な形で一時的に体重が減った。しかし、喉の痛みが収まってから、思い切りリバウンドをしてしまい、64kgラインを超えてしまった。これはまずいと思い、ダイエットに取り組むことにした。

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これまでダイエットをしたときは、食事の制限が中心だったけれど、今回はリバウンドをしないようにと思い、食事制限と運動を組み合わせることにした。体重を落とす時は、食事と運動のカロリー計算をしながら節制をし、体重を維持する段階に入ったら食事はあまり制限をせず、運動を中心としてバランスをとることにした。

ダイエットとリバウンドを繰り返した経験から言うと、単純に体重を落とすことは一時的に節制をすればよいので、辛いことは辛いけれど、できないことではない。より難しいのは、ダイエット後、体重を維持するように着地することである。

結局、体重の変化は、食事と運動の生活習慣を反映したものだ。だから、リバウンドせずに体重を維持するためには、体重が変化しないという生活習慣を作り上げ、身につけ、継続することが必要になる。体重を落とす段階とは違った考え方、食べ方、運動、生活が求められる。

今のところ、大きく体重を落とした後、2年間は体重を維持できている。今はもう少し筋肉をつけるため、最終的には58kg程度を目安として緩やかに増量していこうと思っている。

どうすれば、この体重、生活習慣が維持できるか、ライフログを見ながら考えていきたい。