東洋的解決法

朝、バスタブに浸かりながら、ぼんやり月曜日の仕事の組み立てを考えていたら、この時間からサザエさん症候群になり、明日会社に行くのが嫌になった。
そこで、仕事を一種の修行と考えることにした。会議の議事録を書くのも写経だと思い、それにまつわる苦痛から離れ、無念無想の境地でひたすら会議の再現のみを心がける。そうして、仕事がイヤだという煩悩から抜けだすことにした(できればいいのだが)。
ゴルフスクールで、最近のテーマは、上半身の力を抜いてスムーズにスイングすることである。力を抜こうと意識すると、かえって力が入ってしまう。そこで、丹田に気を集中するように意識している。うまく丹田に気を集中できたときには、上半身の力が抜ける。
また、ゴルフボール、クラブの目的因は、ナイスショットにある。私がナイスショットをするのではなく、ボールとクラブが可能態から現実態となり、目的因が実現することがナイスショットである。と、アリストテレス的にゴルフを捉えれば、自分の力でナイスショットをしようという煩悩から解放され(るのか?)、むしろナイスショットを実現することができる。