2008-01-01から1ヶ月間の記事一覧
「美しい文章とは」シリーズのエントリー(id:yagian:20080121, id:yagian:20080122, id:yagian:20080125)は、いちおう完結させたつもりだったのだけれども、稲本のウェブログの「日本詩歌の伝統〜俳句の詩学〈3〉」(id:yinamoto:20080131)を読んで、補足を…
NHK-BSでABCのニュースを見ていたら、年代別の幸福感の推移に関する研究が紹介されていた*1。国際的な比較研究の結果を総合すると、幸福感は44歳が最も低いU字型のカーブを描くという。男の厄年も40歳代前半でもあるし、この時期は曲がり角の年代ということ…
文明論之概略 (岩波文庫)作者: 福沢諭吉,松沢弘陽出版社/メーカー: 岩波書店発売日: 1995/03/16メディア: 文庫購入: 5人 クリック: 113回この商品を含むブログ (47件) を見る福沢諭吉や夏目漱石を読んでいると、なるほどその通りだと膝を打つことが多い。彼…
それから (新潮文庫)作者: 夏目漱石出版社/メーカー: 新潮社発売日: 1985/09/15メディア: 文庫購入: 9人 クリック: 280回この商品を含むブログ (143件) を見る本居宣長〈上〉 (新潮文庫)作者: 小林秀雄出版社/メーカー: 新潮社発売日: 1992/05/29メディア: …
大人の見識 (新潮新書)作者: 阿川弘之出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2007/11メディア: 新書購入: 3人 クリック: 42回この商品を含むブログ (60件) を見るマルクス・エンゲルス 共産党宣言 (岩波文庫)作者: マルクス,エンゲルス,Karl Marx,Friedrich Engels…
最近、腰が痛むことはない。しかし、このところの寒さで冷えてしまったためか、違和感を覚えたので、暖めることにした。 例によって都電に乗り、染井霊園の裏の温泉に行った。身体が暖まると、腰も軽くなった。 温泉の帰りには、地蔵通りのときわ食堂に寄り…
伊勢物語―付現代語訳 (角川ソフィア文庫 (SP5))作者: 石田穣二出版社/メーカー: 角川学芸出版発売日: 1979/11メディア: 文庫購入: 3人 クリック: 37回この商品を含むブログ (14件) を見るこれまで二回書いてきた「美しい文章」に関するエントリー(id:yagian:…
福田首相が生活者重視の政策を主張しているのを見ると、高齢化社会がますます本格化したことを実感する。 自民党と民主党が競って生活者重視を謳うのは、やはり、団塊世代の退職によって「勤労者」としての立場から「生活者」としての立場が中心となる有権者…
昨日のエントリー「美しい文章とは」の続きを書く。 「美しい文章」を、その文章の言葉そのものの美しさ、文章が表現する対象と独立した言葉の音やリズムそのものの美しさという側面、文章によって表現される対象の美しさ、表現の的確さという側面に分けて考…
雪 (岩波文庫)作者: 中谷宇吉郎出版社/メーカー: 岩波書店発売日: 1994/10/17メディア: 文庫購入: 4人 クリック: 47回この商品を含むブログ (36件) を見るある知り合いから、しんしんと雪が降る夜、街灯の下から見上げると視界全体が真っ白になり「この世で…
久しぶりのカラオケで午前4時まで歌い、燃え尽きました。
つれあいは、福田首相は総務部長みたいだという。確かにその通りだと思う。 社員から持ち込まれる無理難題を、いやみをいいながらも手際よくさばく。むっつりとしているようで、案外、気が利いていて、たまに買ってくるさし入れがおいしく、総務部のOLには密…
論語 (岩波文庫 青202-1)作者: 金谷治訳注出版社/メーカー: 岩波書店発売日: 1999/11/16メディア: 文庫購入: 29人 クリック: 192回この商品を含むブログ (155件) を見る百代の過客―日記にみる日本人 (下) (朝日選書 (260))作者: ドナルド・キーン,金関寿夫出…
美術館、展覧会に行くと、個々の作品だけではなく、コレクションの収集家についても考えることがある。このコレクターは趣味がはっきりしているな、雑然としたコレクションだな、とか、自分と好みがあうな、あわないとか。 最近、二つの展覧会を立て続けに見…
今年のシーズンオフも、広島カープから黒田、新井と主力選手がフリーエージェントで流出した。しかし、この傾向は、広島カープにとってマイナスだけではないと思う。 日本のプロ野球界では、長年ドラフト制度についての議論が行われ、制度が改訂されてきた。…
今日は底冷えのする一日だった。 野良猫の「ぬし」は、顔を自分の身体にうずめるように丸まって昼寝をしていた。湿った鼻に冷たい風が当たると冷えるのだろう。 起こして鼻を冷やすのもかわいそうだから、声をかけずに通り過ぎた。
谷川真理ハーフマラソン(http://www.tanigawamari.co.jp/halfmarathon/)の5kmの部に参加してきた。 前日の雨があがったのはよかったけれど、風が冷たくスタートまで待っているのが寒かった。走り出したら身体があたたまり、寒さのことはすぐに気にならなくな…
百代の過客―日記にみる日本人 (上) (朝日選書 (259))作者: ドナルド・キーン,金関寿夫出版社/メーカー: 朝日新聞社発売日: 1984/07メディア: 単行本購入: 1人 クリック: 5回この商品を含むブログ (6件) を見るキーン「百代の過客」のなか「多武峰少将物語」…
長谷川穂積のタイトルマッチがあった。 ラスベガス進出するまでは、負けないでほしいと思っているから、ほっとした。 お互いを動きを観察しながらタイミングをはかり、居合い抜きのように打ち合う。その瞬間の長谷川の動きは、よく見えないぐらい速かった。 …
物語の構造分析作者: ロラン・バルト,花輪光出版社/メーカー: みすず書房発売日: 1979/11/15メディア: 単行本購入: 4人 クリック: 55回この商品を含むブログ (83件) を見る有坂誠人の現代文速解 例の方法作者: 有坂誠人出版社/メーカー: 学習研究社発売日: 1…
百代の過客―日記にみる日本人 (上) (朝日選書 (259))作者: ドナルド・キーン,金関寿夫出版社/メーカー: 朝日新聞社発売日: 1984/07メディア: 単行本購入: 1人 クリック: 5回この商品を含むブログ (6件) を見る百代の過客―日記にみる日本人 (下) (朝日選書 (2…
会社は頭から腐る―あなたの会社のよりよい未来のために「再生の修羅場からの提言」作者: 冨山和彦出版社/メーカー: ダイヤモンド社発売日: 2007/07/13メディア: 単行本購入: 15人 クリック: 126回この商品を含むブログ (85件) を見る私の読んでいる新聞や雑…
年に一回ぐらいプラモデルを作る衝動に襲われることがある。年明け早々、この衝動に負けて、スコープ・ドッグのプラモデルを買ってしまった。 スコープ・ドッグを選んだのは、もちろん、「なんでもつくるよ」(http://ironwork.jp/monkey_farm/botoms/botom-t…
毎年恒例の伯父の家への年賀の挨拶に今年は欠席してしまったが、父親が伯父のお持たせをことづかってきてくれた。伯父の家の地元にある「モンブラン」というケーキ屋のフルーツケーキで、昔ながらの味がなつかしく、とてもおいしい。毎年ひそかに楽しみにし…
再婚生活作者: 山本文緒出版社/メーカー: 角川書店発売日: 2007/06メディア: 単行本購入: 4人 クリック: 22回この商品を含むブログ (83件) を見る私は、せっかちでひとりでイライラして無用なストレスをためてしまうことが多い。しかも、イライラしているこ…
年末に京都へ旅行に行ってきた。 寺町通りの一保堂に寄り、併設されている喫茶で、和菓子にお薄をいただいた。それがたいそうおいしく感じられたので、お抹茶を衝動買いしてしまった。 ずいぶん前になるが、カルチャー・センターで半年ばかりお茶を習ってい…
篆書千字文作者: 小林斗〓出版社/メーカー: 二玄社発売日: 2000/02メディア: 大型本 クリック: 8回この商品を含むブログ (3件) を見る千字文 (岩波文庫)作者: 小川環樹,木田章義出版社/メーカー: 岩波書店発売日: 1997/01/16メディア: 文庫購入: 3人 クリッ…