年末に京都へ旅行に行ってきた。
寺町通りの一保堂に寄り、併設されている喫茶で、和菓子にお薄をいただいた。それがたいそうおいしく感じられたので、お抹茶を衝動買いしてしまった。
ずいぶん前になるが、カルチャー・センターで半年ばかりお茶を習っていたことがある。忙しくなってやめてしまったが、和菓子のおいしさにも目覚めたし、余裕ができたら再開したいと思っている。
その時使っていた茶筅と茶杓を押し入れの天袋からひっぱりだし、ほこりを払った。茶碗は持っていないので、カフェオレ用のボウルで代用することにした。
だいたい毎朝コーヒーを飲んでいたのだが、京都から帰ってからは、気が向いたときにはコーヒーの代わりにお薄をたてることにした。コーヒーはペーパーフィルターでドリップしているが、お抹茶をたてる方がそれより手軽かもしれない。
お薄は、コーヒーに比べてもカフェインの量は引けを取らないのか目がよく覚めるように思う。口のなかがさっぱりするような後味も朝に飲むのに合っている。茶道ではないから、砂糖を入れたり、ミルクを入れたりしようとか企んでいたけれど、ストレートの抹茶が思いのほかおいしいので、今のところは妙な抹茶を試すことはしていない。
