2007-12-01から1ヶ月間の記事一覧

ゆく年くる年

今年は辛かったこと、苦しかったことが多かった。 家族とゆっくり過ごす時間があったことが救いだった。 大晦日の今日は、雑司が谷の大鳥神社の大祓に行って、今年のよかったこと、わるかったこと、すべてを祓っていただいた。 今年は苦しかったけれど、来年…

郷里

路面電車の駅の脇に家が並んでいる 手入れされていない雑木に囲まれた平屋の家 蛍光色の新建材の二階建てアパート 灰色の瓦屋根のモルタル塗りの二階建ての家 空を横切る電線の向こうには箱のようなビルが二つ 誰も周りを気にかけない乱雑な景色 不調和のな…

郷里

責任追及

薬害肝炎の問題に関する報道を見ていると重苦しい気持ちになる。 薬害肝炎の被害者の人たちは気の毒だと思うけれど、だからといって、薬害C型肝炎原告団の主張が正しいとは限らないと思う。私はその正否について判断できないけれど、裁判で係争になっている…

というのはう

今日は天気がよかったので、早めの大掃除をした。 二人で手分けをして、窓を開け、はたきをかけ、家具を動かし、掃除機をかけ、床をふき、窓をみがき、水回りを掃除し、ゴミを出した。 さっぱりしたところで、自分もさっぱりしようと思い、歯を磨き、ひげを…

大万両

散歩していたらたわわに実った巨大な万両を見つけた。

大万両

読書メモ「丸山眞男回顧談」

丸山眞男回顧談〈下〉作者: 松沢弘陽,植手通有出版社/メーカー: 岩波書店発売日: 2006/10/26メディア: 単行本この商品を含むブログ (13件) を見る日本政治思想史研究作者: 丸山眞男出版社/メーカー: 東京大学出版会発売日: 1983/06/01メディア: 単行本購入: …

イラク情勢とアルカイダのテロの拡散

英語の耳ならしのために、podcastでアメリカのラジオニュースを聞いている。 去年のいまごろは、毎日のようにイラクでの自爆テロがトップニュースになり、イラクの市民やアメリカ軍の被害が拡大していた。当然、アメリカ国内でもアメリカ軍のイラクからの撤…

ゆれる

映画「ゆれる」をDVDで見た。とてもおもしろかった。 よく練られた脚本で、ていねいに撮られた作品だと思う。前半のうちは、破綻がない作品だけにかえってストーリーが想像ついてしまうと思いつつ見ていたが、後半に入って心地よく裏切られた。「ハリウッ…

直方体

最近、散歩に出るときにポケットにデジタルカメラを入れるようにしている。写真が好きというほどのことはないのだけれども、写真を撮ろうと思っていると注意力が高まって普段は目に入らないような景色に気がつくようになる。お守り代わりにデジタルカメラを…

直方体

愛情

最近、野良猫と仲良くなった。 いつも雑司が谷霊園の生け垣で昼寝をしているので、「雑司が谷霊園の主」略して「ぬし」と呼んでいる。 ぬしの寝床がスーパーへの通り道だったので、行き帰りに声をかけていたら、だんだん自分のことを認識してくれるようにな…

愛情

生理的な共感

丸山眞男回顧談〈上〉作者: 松沢弘陽,植手通有出版社/メーカー: 岩波書店発売日: 2006/08/29メディア: 単行本 クリック: 6回この商品を含むブログ (17件) を見る丸山眞男の書いた文章を読んでいると、するすると頭に入ってくる。今、丸山眞男が自分の人生を…

写生とは

ウルトラ・ダラー (新潮文庫)作者: 手嶋龍一出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2007/12/01メディア: 文庫 クリック: 86回この商品を含むブログ (50件) を見る病牀六尺 (岩波文庫)作者: 正岡子規出版社/メーカー: 岩波書店発売日: 1984/07/16メディア: 文庫購入…

歴史の教訓

世界デフレは三度来る 上 (講談社BIZ)作者: 竹森俊平出版社/メーカー: 講談社発売日: 2006/04/21メディア: 単行本購入: 1人 クリック: 26回この商品を含むブログ (22件) を見る世界デフレは三度来る 下 (講談社BIZ)作者: 竹森俊平出版社/メーカー: 講談社発…

もう、ちょー冬じゃん

ピンポン (1) (Big spirits comics special)作者: 松本大洋出版社/メーカー: 小学館発売日: 1996/06メディア: コミック購入: 3人 クリック: 71回この商品を含むブログ (163件) を見る冷たい風が吹き抜ける歩道を、コートの襟を立て、マフラーを掻き寄せ、背…

チャイ

イギリスと日本―マルサスの罠から近代への跳躍作者: アランマクファーレン,船曳建夫,工藤正子,北川文美,山下淑美出版社/メーカー: 新曜社発売日: 2001/06/25メディア: 単行本 クリック: 9回この商品を含むブログ (5件) を見る「イギリスと日本」は、イギリス…

当たり年

紅葉には、色鮮やかな当たり年と、鮮やかになる前に葉が枯れてしまう外れ年がある。 つれあいから、今年の紅葉はきれいだと聞き、改めて銀杏を見てみたら確かに黄色が色鮮やかだった。 写真は日比谷公園の銀杏である。太陽の光を透かして見る葉の色合いも、…

当たり年

アマチュアリズム

オリンピックの野球にはMLBの選手が参加しないからベストメンバーがそろわないし、とあまり期待していなかった。しかし、北京オリンピック予選の日本対韓国、日本対台湾の試合、いざ見始めたらしびれる試合だったし、日本代表も魅力あふれるチームで、目…