2008-11-01から1ヶ月間の記事一覧
関西旅行のつづき。 高桐院と永観堂の紅葉を見た後、三条寺町まで歩いて、三嶋亭まですき焼きを食べに行った。 三嶋亭 関東と関西ですき焼きの作り方が違うということは聞いていたけれど、関西風のすき焼きを食べたことがなかったから、いちど食べてみたかっ…
池袋に行った帰りに、雑司が谷霊園を抜けて帰ってきた。 ちょうど、雑司が谷も紅葉が盛りだった。 東京の紅葉はなんといっても銀杏である。日に当たった葉が金色に輝いていた。
関西旅行のつづき。 嵯峨野を散策して、しっぽくうどんを食べた後、大徳寺高桐院と永観堂に行った。 高桐院は、以前、タクシーの運転手に勧められて行ったことがある。こじんまりとしている分、入口から本堂、庭園のすべてが細部まで神経が行き届いたとびき…
今日は酉の市に行ってきた。 といっても、浅草ではなく、地元雑司が谷の大鳥神社の酉の市である。5軒ほど熊手の屋台がでていた。 今年は本厄で、もっぱら厄払いにつとめていた。つれあいが、来年は厄を避けるだけではなく、いい運を集めたいね、と言ったの…
関西旅行の続き。 嵯峨野の大覚寺からタクシーをひろって、そば・うどん屋の権太呂金閣寺店に行って、しっぽくうどんを食べた。京都に来るときはいつも権太呂でうどんを食べることにしている。 京都権太呂金閣寺店 翌日の昼食には、錦市場にある富美家という…
関西旅行のつづき。 お好み焼きを食べ、リーチバーに行った翌日の朝、早起きをして梅田駅から阪急電車に乗り、桂で乗り換えて嵐山に行った。桂から嵐山の間の電車は、行楽客でいっぱいだった。 京都には何度か旅行をしたことがあったけれど、だいたい東山界…
最近、地上波のテレビ番組のつまらなさは目を覆うばかりである。 限られた予算でなんとか視聴率を稼ごうとしているせわしない番組が多い。あまり手間をかけずに取材した細切れの情報に、スタジオにいるゲストがコメントを付け、薄い内容で時間を稼いでいるよ…
三連休に行ってきた関西旅行のつづきについて書こうと思う。 大阪駅のガード下でお好み焼きを食べ、ホテルにいったんチェックインしたあと、リーガロイヤルホテル大阪にあるリーチバーに飲みに行った。 リーチバー リーチバーは、柳宗悦の民藝運動に参加した…
この三連休は関西に旅行に行ってきた。 主な目的は、京都の紅葉だったけれど、ハイシーズンのため京都の宿が取れなかったから、大阪に二泊して京都まで通った。 土曜日は午後に東京を立ち、夕方に大阪に着いた。ガイドブックで調べた大阪駅のガード下にある…
ここしばらく不眠気味で夢をよく見る。 昨日の夢は、なぜか、親鸞の一代記だった。 修行僧時代からはじまり、クライマックスは悟りの瞬間である。 東寺のような、仏像がたくさん並んでいる薄暗くて大きなお堂のなかで、親鸞がひとり瞑想をしている。 悟りに…
稲本(id:yinamoto)と国立劇場に歌舞伎を見に行った。 江戸川乱歩の「人間豹」を時代を幕末に移して翻案した新作「江戸宵闇妖鉤爪」である。松本幸四郎、市川染五郎親子、市川春猿が出演していた。 際物かもしれないと思いながらも、江戸川乱歩を歌舞伎で上演…
以前、丸谷才一のコラムについて、「うまい」けれども不誠実な印象があるということを書いたことがある(id:yagian:20050703:p3)。 彼の長編小説「笹まくら」を読み、その「うまさ」に感嘆した。全体の構成から細部まで考え抜かれて書かれており、手が抜かれ…
今朝目が覚めたら、心の中は、起きたくない、会社に行きたくない、という気持ちでいっぱいだった。 以前であれば、なんとか気力を奮い立たせようとしていたと思う。 最近は、そのような気持ちも、自分のなかの自然な部分だとあきらめて、無理に気力を奮い立…
題名だけを見て、際物のビジネス書かと思って敬遠していたのだが、フランス発のビジネス書というところに興味を惹かれ、また、「勝間和代のビジネス頭を創る7つのフレームワーク力 ビジネス思考法の基本と実践」でも推薦していたので、読んでみることにして…
うつで休職する前は、仕事量がキャパシティをあふれていて、やるべき作業が納期に終わらず、こぼしまくっていた。 いまはリハビリ期間だということもあるけれど、暇をもてあましてしまうことがある程度の仕事量しかない。 自慢めいた話になってしまうけれど…
川上弘美「古道具中野商店」を読み終えた。 この本の読書感想文を書こうと思っているけれど、どうも言葉が出てこない。 読書感想文を書くということは、読書に触発されて自分のなかに生まれた言葉を書き連ねることだろう。この本を読み、気持ちが揺り動かさ…
そろそろ寒くなり、インフルエンザの季節が近づいてきたので、あわてて予防接種を受けてきた。 おととしは夫婦ともどもインフルエンザに罹りたいへんなことになった。去年は予防接種のおかげか、インフルエンザに罹らずにすんだ。 注射をするとき、「利き腕…
丸谷才一の「樹影譚」を読んでいて、次のような一節が目に留まった。小説に登場する小説家古屋逸平の独白である。 ……作者と作中人物の関係について、古屋は普通とは違ふ見方をしているので、作中人物はしばしば、作者の意識に支配されず自在に行動し、語り、…
今日は4週間に一回の外来の日だった。 主治医の先生と、はりきらない、ということで意見が一致した。 わかってはいるけれど、はりきることは楽しいから、はりきらないで我慢していられるかが少々不安だ。
東野圭吾に続いて恩田陸「ユージニア」を読んでみた。 東野圭吾は「秘密」を読んで、彼の作品のことはだいたいわかった気になった。だから、これ以上読む必要はないだろう。 「ユージニア」を読み、いろいろなところに引っかかった。その引っかかりが、雰囲…
週末は堆肥化して眠りすぎたせいか、今度は不眠気味になった。 ま、あまり気にしないでおこう。
三連休は堆肥になって過ごしていたけれど、土曜日の午前中だけは、なんとかベッドから抜け出して、東京国立博物館へ大琳派展を見に行くことができた。絵もたくさん、人もたくさんで、おなかがいっぱいになった。 私は、江戸琳派の酒井抱一を贔屓にしているけ…
寒くなってきた。 この週末の三連休は、ベッドの中でぬくまって過ごした。 出歩かず家にじっとしている定年退職者を悪く言う時に「濡れ落ち葉」と呼ぶことがあるが、私の場合はその濡れ落ち葉が堆肥化しはじめている。 布団の中は、発酵熱でいい感じに暖まっ…