渋沢敬三

昨日、休日出勤のついでに、区立図書館によって「渋沢敬三著作集 第3巻」(平凡社)(ISBN:4582429432)を借り、「犬歩当棒録」を読み返している。
渋沢敬三のような人を見ていると、社会には一定割合、貴族とか生まれながらの金持ちという人たちが存在した方がよいと思える。嫉妬という感情は大きな力になることがあるから、必ずしも否定できないけれど、嫉妬とは無縁の立場で上品でいられる人でなければできないこともあるだろう。
それにしても、「渋沢敬三著作集」は重くて持ち歩けないから、岩波文庫あたりで「渋沢敬三随筆選」でも編集、出版してくれないだろうか。