末期症状

昨日の日記([id:yagian:20040831#p2])で、ヤンキースが苦しい状況にあると書いた矢先に、さっそく、末期症状ともいうべき状態になっている。
今日は会社の創立記念日で休日なのだが、仕事がたまっているので出社した。朝、8時からヤンキース対インディアンス戦の中継があり、初回、バスケスが満塁から走者一掃のヒットを打たれ、3対0になったところで家を出た。
会社で仕事をしながら、MLBのサイトで速報をちらちらと眺めていたら、止めどもなく点を取られている。最後には、22対0という悲惨なことになっている。
ヤンキースで唯一怪我をしていない先発ピッチャーであるバスケスが、2回持たずに6点を取られてしまった。あのホセ・コントレラスとトレードをし、ヤンキースに来てからは先発から降格されてしまったロアイザも9回に6点取られている。
これは、もう、救いようがない。とてもポストシーズンを戦える状態ではない。下手をすれば、プレーオフに出るのも危ないかも知れない。
結局、クレメンスとペティートの穴を埋められなかったということだ。いくら資金があっても、トレードできる有望な若手選手がいなければ、際限なく選手を集めることができない。トレードを繰り返してきて、ついに、トレードのための内部の人的資源が尽きてしまった。後は、見返りの選手が必要ないキューバの亡命選手や日本選手に目をつけるしかないか。
これから数年、ヤンキースはきびしい状況が続きそうだ。松井秀喜も、ヤンキースの中心選手でありながら、ワールドチャンピオンになれなかったドン・マッティングリーのような存在になってしまうかもしれない。