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ゲームのおもしろさがわからない

雑感 時事

消費者庁が、「ガチャコンプ」に対して禁止要請を出し、これに対してソーシャルゲーム大手企業が「ガチャコンプ」を自粛することになった。
結局、「ガチャコンプ」はいつでもどこでもできるパチスロのようなものだから、なんらかの形で規制が入るのが当然だろう。パチンコやパチスロも本来は違法なのだと思うけれど、私もよく知らない深い経緯と事情で警察とも相互依存関係を作り上げて生きのびている。ガチャコンプはそのようなお目こぼしを得る仕組みを作ることができなかったということだと思っている。
私自身は、ガチャコンプやパチンコ、パチスロをしないので、まったく人ごとである。さらに言えば、ビデオゲーム、テレビゲーム、ソーシャルゲームもほとんどしないし、関心も湧かない。「ガチャコンプ」にハマる人がいるという事実は知っているけれど、どうしてハマるのかということは、実感としては理解できない。
一回数分で終わるアクションゲームはできるけれど、まとまった時間が必要なロールプレイングゲームシミュレーションゲームはすぐ飽きてしまって長続きしない。
以前、シムシティをしばらくやっていたことがあった。最初はよくできているゲームだと思ったけれど、結局は飽きてしまった。というのも、ゲームのデザイナーが設定した関数がなんとなく想像できるようになり、それがそれほど複雑ではないような気がしたら、めんどくさくなって続ける気が失せてしまった。
結局、現実の世界の複雑さに比べると、ゲームはそれに比べればはるかに単純化された関数に基づいている。ロールプレイングゲームシミュレーションゲームが好きな人は、現実の世界の複雑さを扱うより、ゲームの世界の単純化された関数に基づく世界を好むということなのだろうけれど、私自身は面白味を感じない。
ギャンブルもあまりしないけれど、もしするのであれば、競馬や競輪、野球賭博をしたいと思う。これに対し、パチスロ、スロットマシーン、コンプガチャというタイプのギャンブルをする気にはならない。
パチスロ、スロットマシーン、コンプガチャといったギャンブルは、胴元が確率も含めてすべてをコントロールできる。競馬、競輪は他のギャンブラーと、野球賭博はオッズを設定する胴元との知恵比べという側面があるが、パチスロ、スロットマシーン、コンプガチャは基本的には胴元のコントロールされた世界のなかのギャンブルである。非常に手軽にできるというメリットがあるのだろうし、それゆえ依存性も高いということは想像できるけれど、私自身はおもしろみがわからない。
デザイナーが設定した単純な関数に還元された世界に比べ、現実の世界の人生の方がはるかに複雑で、考え出せばきりがない広がりと深みがあるおもしろいゲームであり、ギャンブルであると思う。