アジアサイド

ホテルをcheck outする。フロントは、英語ができない例のおじさん。なんとか荷物を預かってもらうように意志を通じさせる。
今日も快晴。
エミノニュからアジアサイドへ行く船に乗る。窓口でジェトンを買い、NYの地下鉄のような改札口へ入る。日本の地下鉄の自動改札よりひどく単純だが、合理的なやり方のように思える。
アナドールヒサールへ行く。とりたてて、大きくもないトリデで、中にはいることができなかった。もう「見物」にあきてしまったようだ。モスクでのんびりするか、バザールで買い物している方が楽しそうだ。
明日は、Cesmeに行ってのんびりしよう!
港でサバサンドを食べる。店のオヤジはけっこうおしゃれで、屋台のテーブルに花がかざってある。

イスタンブールは、ボスポラス海峡を挟んでヨーロッパとアジアの両側に広がっている。スルタン・アフメット地区など、主な街はヨーロッパサイドにある。この日は、船に乗ってアジアサイドの観光に行った。
一人旅をしていると、自分のペースで好きな所に行ける分、オーバーペースになって疲れることがある。暑かったこともあって、そろそろ疲れ始めているようで、「「見物」にあきた」などと書いている。たしかに、アジアサイドにある古い砦、アナドールヒサールは、たいしたもの、というほどのものではない。
トルコは、イスラームのためか、食事を食べる店では、接客する女性がおらず、男性が接客する。小さな店で食事をしようとすると、たいてい、店主のオヤジが出てくる。少しいい店になると、眉目麗しい青年がウェイターに雇われている。たしかに、どうせ接客してもらえるのならば、ぶちゃむくれのオヤジよりは、きれいな青年の方がいい。ということは、きれいな青年が接客するというのもサービスの一つ、ということなのだろう。