ロンドンへの機中

BAの006便は、乗客率60%程度である。中央の通路側の席をとった。寝るにはよさそうである。
機内の映画は、「ペリカン文書」と「三銃士」だった。両方ともあまりおもしろくない。ただ、日本語へのふきかえがあったのは助かった。
機内で、70才になる熊本のおじさんと話す。メガネをかけ、血色もよく、本当に元気そうである。毎年2回ヨーロッパに旅行するとのこと。この世代は、老後に幸せの頂点になる時代をむかえ、幸せである。トルコの小学校旅行のレベルの高さと国の将来を重ね合わせていた。たしかに、日本の最近の教育を見ると、日本の将来は暗いのではないかと思わざるをえない。
15:10予定より30分早く到着。$200ほどポンドに両替する。空港でEurls CurtのHotelを予約。30ポンド+4.5ポンドの予約料。両替の前に、日本人のバイトがいる。

このころは、海外旅行に、まだ、米ドル建てのトラベラーズチェックを持って行き、現地の銀行で両替していた。クレジットカードに比べると不便だが、予算以上のお金を使うことがない、というのがメリットだった。
ヒースロー空港の案内所で安ホテルを予約したのだが、ウィンブルドンの大会期間中で、ホテルがとりにくかった記憶がある。
それにしても、誰かに見せるあてもないのに、こんな詳細なメモをなぜ書いていたのだろうか。