私にとってのウェブ 2.0

インターネットは世界中につながっている。しかし、これまで、私はそのことを充分に活用せず、日本のなかにとどまっていた。たしかに、たまには、海外の新聞やスポーツのニュースを読むことはあったけれど、海外の人に向けて情報を発信をしたことはなかった。
私は、「はてな」 (http://d.hatena.ne.jp/) のウェブログのサービスを使っていた。なかなか高機能で使いやすく、ウェブログのデザインも気に入っている。しかし、基本的には日本人を対象としたサービスで、利用者も日本人ばかりで、そこで使われている言語も日本語だけだった。
しばらくは、「はてな」の世界のなかで、自分も日本語でウェブログを書いて、日本人と交流することで満足していた。しかし、ツイッターFacebookに触れて、考え方が変わった。
ツイッターFacebookは、インターナショナルなサービスである。そのなかではさまざまな言語が使われているが、中心は英語である。「はてな」の世界の中にいる間は日本語で発信することには疑問を感じなかったが、ツイッターFacebookを使い始めてから、日本語だけで書いていることに疑問を感じるようになった。せっかく海外に潜在的な読者がいるのに、彼らに対して発信しないのはもったいないと思うようになった。
そこで、「はてな」のウェブログ(http://d.hatena.ne.jp/yagian/)とツィッター(http://twitter.com/#!/yagian)を英語と日本語の二か国語で書くようにして、BlogSpotに英語のみのウェブログ(http://yagian.blogspot.com/)を立ち上げた。また、Lang-8(http://lang-8.com/220806)に投稿して、英語を校正してもらったり、逆に、日本語学習者の日本語を直したりしている。少しずつだけど、海外の読者やフォローワーが現れてきた。ようやく、インターネットで世界とつながり始めた実感がしている。
まさに、ツイッターFacebookは、私にとってのウェブ2.0だった。