PCの死
今回も英語版ウェブログ(http://goo.gl/fTolx)の邦訳です。
今、家ではMac OS 10.5 LeopardでiMacを、会社ではWindows XPでLenovo ThinkPadを使っている。「なぜアップル製品を使っているのか」(http://alturl.com/grxdv)というエントリーで書いたように、基本的にはiMacとThinkPadには満足している。
メーラーとブラウザーとMS-Office (Word, Excel, and PowerPoint)が使えれば十分である。たぶん、多くのPCユーザーは私と同じだと思う。私がWindows95を使い始めて以来、状況は変わっていない。過去17年間PCの革新はまったく起こっていないといえるだろう。
はじめてPCをさわった時には、MS-DOS3.1のPCを使っていた。当時、PCはインターネットに繋げず、主にワープロ、いちばん広く使われていた日本語ワープロの一太郎、WordPerfect、Lotus123を使っていた。
Windows95がリリースされて、劇的にPCの使い方が変化した。ふつうのユーザーとしての私にとって、PCをインターネットに繋ぐのが非常に簡単になり、メーラーとブラウザーが必須のものになった。MS-OfficeがWordPerfectとLotus123を駆逐して、PowerPointを使い始めた。私の仕事を変えた革命のようなものだった。
上記の通り、PCは改善されたものの、革新は起きていない。
いま、PCのOSをアップデートしなければならない。Flash PlayerやKindleなど一部のソフトウェアがMac OS 10.5では動かないし、Windows XPは2014年4月にはサービスが終了する。
Appleのカスタマーサービスに電話をかけて、どのバージョンにアップデートすべきか相談した。最新のバージョンはMac OS 10.8 Mountain Lionだが、古いソフトウェアが動かなくなる可能性があるので、バージョン10.6にアップデートすることにした。同じように、私の会社はWindows8ではなく、Windows7にアップデートすることになった。
OSのアップデートはとにかく面倒だ。結局、OSをアップデートしても何も変わらないし。結局、AppleとMicrosoftの営業ということだ。