2007-08-01から1ヶ月間の記事一覧

青い月

自分で俳句をつくることはしないけれど、歳時記を読むのは好きだ。この前、「合本俳句歳時記」(角川書店asin:4048716484)の夏の部を読みながら、気に入った俳句をノートに書き抜いていた。その中に、こんな句があった。 月青くかかる極暑の夜の町 高濱虚子…

御一新のときどちらの味方をしたのか

東京駅の脇にあるOAZOの丸善で、本棚をみながらぶらぶらしていたら、おもしろそうだったので、おもわず小島毅「靖国史観−幕末維新という深淵」(ちくま新書 ISBN:9784480063571)衝動買いしてしまった。内容は、もう一歩踏み込んで書いて欲しいという感…

念力がゆるんでいる

梅雨明けの暑さに負け、ごろごろしていた。まとまったものを読む気力も湧かず、歳時記の夏の部を眺めていたら、こんな句があった。 念力のゆるめば死ぬる大暑かな 村上鬼城 最近、念力がゆるんでいる。