チェシュメにて(2)

今日は、Cesmeのlocal tourに参加する。Cesmeの人と結婚したという女性(イギリス人)がガイドとなって、イギリス人のあばあさん(70才ぐらい)とその離婚した息子と私の3人が参加者で、Seren(代理店)のおじさんの自家用車で、近くの遺跡まで行った。
遺跡の上に村があって、遺跡を利用しながら暮らしている。1000年以上前の井戸が現役である。
実に、Cesmeは居心地がよい。レストラン、ホテルの人々は大人のサービスをする。楽しいかぎりだ。
ここの人に比べると、日本人はなんて子供なのだろうか。しかし、それは、イスタンブールの売ることしか目にない人々も同じである。
ギリシャとトルコの関係は複雑。むかしの住宅はgood、レンガはbad。

この日は、チェシュメの町の近くにある、ごくごく身近な遺跡を見るガイドツアーに参加した。本文にも書いてあるように、遺跡の上、というか、遺跡の中に村があり、生活をしている人々がいる。エーゲ海に沿ったこのあたりでは、人が住みやすいところはどこでも遺跡が出てくる。建造物は石造りだから、1000年以上もそのままの形で残っている。
それにしても、チェシュメの町の人たちをずいぶん気に入っているようだ。この旅行の前、仕事が忙しくてストレスがたまっていた。イスタンブールは面白かったけれど、決して、和めるような土地柄ではない。チェシュメに来て、仕事の疲れも、旅の疲れもいやすことができて、それで気に入ったのだろう。