今年も

ダイエー対西武のプレーオフを見ながら夕食を食べていたのだけれども、何となく気乗りがせずにチャンネルを変えてしまった。
午前中、ヤンキース対ツインズのディビジョンシリーズ第三戦をNHK−BSで見た。今年のポストシーズンのゲームをはじめてテレビで見ることができた。ケビン・ブラウンがしぶとく踏ん張り、シルバを打ち込んだ。まずまず安心して見ることができる試合だった。
それにしても、ケビン・ブラウンは、右肘は曲がったままでまっすぐ伸びず、体全体も左に傾いでいる様に見える。身体中、痛いところだらけではないかと思う。無精ひげが伸び、目の下には隈があり、ねっとりとした脂汗が浮かんでいる。ツインズには若い選手が多く、ケビン・ブラウンの姿とは対照的だった。
人工芝の球場のためか、ツインズの選手たちはたたきつけて強いゴロを打つことをねらっていたようで、きわどいタイミングの内野ゴロが多かった。ケビン・ブラウンは、ランナーを再三だしていたけれど、長打が少ないことに助けられて、大量点を取られることはなかった。
一方、ヤンキースの打線は、シーズン終盤からの好調が持続していて、打ち合いの展開になればツインズには勝てそうだ。明日、ツインズはサンタナが先発だから、第一戦に続いて抑えられるかもしれない。しかし、第五戦のヤンキースの先発は第一戦に好投したムッシーナだから、今日の一勝で、リーグチャンピオンシップに行ける展望は開けてきたと思う。
しかし、レッドソックスエンゼルスにスィープした。また、去年のように、いや、去年以上にきびしい戦いになるのだろう。そして、レッドソックスに勝ったとしても、戦力が充実しているカージナルスと対戦することになりそうだ。希望的観測を抜きにして、冷静に予想すると、今年のヤンキースレッドソックスに勝てないように思う。レッドソックスは、ヤンキース戦で消耗して、ワールドシリーズはあっさりとカージナルスが勝つという展開になるのではないか。
明日は朝5時から中継がある。早起きをしよう。