新年の抱負:頼られるスターターを目指す
今年の抱負を振り返る
去年の年末に今年の抱負を書いたエントリーがある。読み返してみた。
すべてが実現できた訳ではないけれど、大きく言えば目指している方向に進めたと思う。こういう風に文字化したからこそ目標をしっかりと意識できたし、いい方向に進めているんだと思う。
項目にわけて今年一年を振り返り、新年の抱負を書いてみようと思う。
体調維持
今年いい一年を過ごすことができたのは、体調維持ができたからということをしみじみ感じている。体調がよいからこそ、ルーティーンを守り、エクササイズもでき、そのことが体調を維持に役立つ、という好循環ができた。
あと、以前はルーティーンを守ることを決めると、調子が悪くてもそれをムリに維持するようなところがあった。最近は、調子が悪いときはいったんお休みを入れて、また回復したらルーティーンに戻るということもできるようになった。
最近ジョギングをしているけれど、もうこの歳になると走り込めばいいというものではないなぁと感じる。負荷と疲労からの回復期間を考えてスケジュールを組まないと逆効果になるということがわかってきた。
調子の悪いときは悪いなりのピッチングで、調子の良いときは内角に思い切ったストレートを投げ込み、シーズンを通してローテーションを守る、そんな頼られるスターターを目指したい。
【来年の目標】
- 健康維持のためのルーティーンをキープする
- 疲れたときはムリせずルーティーンを休む
- 調子のいいときも悪いときもそれなりのピッチング
仕事での挑戦
今年の仕事上の目標は、一緒に仕事をしている人から信頼されることと、少しでも成長を続けることだった。
上司からの評価のフィードバックは良好で、いま一緒に仕事をしている人たちとも概ね信頼関係は構築できたように思う(もちろん相性が悪い人はいるけれど)。また、私の過去の調子悪かった時期について気にしている人も少なくなったようで(確信はないけれど)、フラットに自分のことを見てもらっているような気がする。その意味で、過去のマイナスは概ね返済でき、スタートラインに戻れたようだ。
仕事の上で挑戦したことは、チーム・ビルディングを実現するためのマネジメントと、研修講師である。前者は道半ばだけれども個人的には気づきは多かった。後者はそれなりの研修ができたように思うけれど、もし今後も任せてもらえれば改善したいところは多々ある。
中期的には会計を理解しておきたいと思い、今年はとりあえず簿記三級の試験を受験して合格した。
【来年の目標】
- 周囲に信頼される頼られるスターターを目指す
- チーム・ビルディングは継続、信頼感があるチームを作る
- 実践的な研修を提供する
- 簿記二級を受験する(6月)
プライベートでの挑戦(フィジカル)
プライベートではフィジカルな挑戦とインテレクチュアルな挑戦に大別できる。
フィジカルな挑戦では、身体の基礎づくりと、ジョギング、スイミング、ゴルフに取り組んだ。
家で自重のトレーニングはしていたけれど、5月からジムに通いマシントレーニングをするようになり、タンパク質をきちんと摂取するようにした。筋力も向上しているように思う。例えば、ジョギングで坂を登るときに、脚力が増したような感じがする。あと、年末、ジムでフリーウェイトのトレーニングをちょっと習った。これは来年のトレーニングのテーマになると思う。
今年の目白ロードレース(3月)の前、トレーニング過多だったのか腰痛が再発して参加できなかった。年明けにハーフマラソンのレースに出場予定だけれども、きちんと休養を取りつつ、ムリのない範囲でトレーニングをすることが重要だとわかった。
自分にとってスイミングはトレーニングというよりリラクゼーションに入る。水の中にいるだけで気持ちがいい。タイムを追い求めたりしたいとも思わない。これからもなるべく長い間泳ぎ続けることができればよいと思っている。
ゴルフは、これまでより頻度高く練習場に通い、考えながら練習をして、それなりに改善したと思う。秋に103のスコアがでて、次は100を切れるかもと思ったが、冬のラウンドは120を超えてしまった。来年も100を切ることが目標。久しぶりにレッスンも受けてみようかなと思う。
【来年の目標】
- ムリのない範囲でフリーウェイトのトレーニング
- ハイテクハーフマラソン(1/14)、目白ロードレース(3/4)を完走する
- スイミングでリラックスする
- ゴルフで100を切る(レッスンを受ける)
プライベートでの挑戦(インテレクチュアル)
インテレクチュアルな領域では、語学と上記の簿記が今年の挑戦だった。
英語はTOEICを受験して自己記録を更新できたことは満足できた。中国語は中国語検定三級に合格し、中級の入口までたどり着けた。広東語もほそぼそと練習しているけれど、まあこれは継続さえできていればよいと思う。
自分の英語の能力のバランスを考えると、やはりスピーキングが他の三技能に比べて劣っている。今年後半はそこに注力をしたけれど、実践の機会に乏しいので自分の実力がはっきりしないところがある。余裕があればSkypeレッスンも受けてみたいが、そこまで手が回るかはわからない。
中国語の学習では、Skypeのレッスンを受けることと、週一回のブログを書くことが今年本格的に取り組み始めたことで、継続することができた。中級で向上するには地道にボキャブラリーを増やして、文型を使えるようになる訓練をする必要があるだろう。今までのインプットは教材が中心だったので、インターネット上の中国語を読んでインプット量を増やしたい。次は中国語検定二級が目標になるが、ちょっと距離が遠い。中国語検定三級と二級の中間のレベルで、HSK(中国政府が実施している中国語のテスト)5級の試験がある。とりあずこれを目指したい。
簿記は今年の終わりに3級に合格した。電卓をせっせと叩くのが久しぶりで、ある意味新鮮な感じがした。練習問題を解いているとケアレスミスが少ない時、多い時があり、知力、集中力の調子の上下がわかって、それはそれで興味深かった。べつに税理士になりたいわけではないので、今年の前半に2級の試験を受験して、それで会計の学習に目処を付けたい。
【来年の目標】
- TOEIC Speaking & Writing受験(下期)
- HSK5級受験(下期)
- 広東語学習継続
- 簿記2級受験(6月)
読書と旅行と巡礼
今年の目標に「もう少し長い射程を持った古典的な本を中心に読もう」と書いたが、これは達成できなかった。今年の前半は会社の研修を組み立てるためにビジネス書を集中的に読み、後半は社会科学研究会の活動に参加したこともあり、比較的時事的な本を読むことが多かった。来年はやはりもう少し骨太の本をきちんと読みたいと思う。
グローバリゼーションの歴史はあいかわらず追いかけている。中国語の学習も、華僑華人の歴史を知る手段という目的もある。今年の終わりに萬福寺に行き、禅宗を通じた日中の交流というテーマも発見できた。グローバリゼーションの歴史への知識を深めていきたい。
毎年夏に比較的まとまった旅行をしているが、今年の旅行先はまだ未定。いずれにせよ、どこかグローバリゼーションの歴史に関わりがある旅行にしたい。
鎌倉三十三観音巡礼を結願し、最近は東京十社や五色不動のお参りをしてきた。来年は江戸三十三観音巡礼に挑みたいと思う。お寺が集中していることころはジョギングをかねてお参りするのも楽しいと思う。
【来年の目標】
家のインフラ整備
新築で入居したマンションが築20年になる。詳しくは「壊れる」エントリーに書いたが、ライフスタイルも変わり、電化製品が壊れだし、今年はリビングダイニングの家具を 入れ替え、クーラーと給湯器を交換することになった。
来年は、まず、洗濯機を洗濯乾燥機に買い替えて、家事の効率化を図ろうと思う。浴室のリノベーションもしたいところだが、これは再来年以降だろうか。
【来年の目標】
- 洗濯乾燥機の購入
その上で固執しない
ここまであれこれ目標を掲げてきた。
しかし、そのことは頭に置きつつ、あまり固執はしたくないと思っている。
その時その時の状況に柔軟に対応していきたい。