感謝祭と家庭内DJ
感謝祭の夜、家で丸鶏のローストを突きながら、ワインを飲んだ。
家でお酒を飲む夜は、家庭内DJで盛り上がる。Spotifyで選曲してBluetoothスピーカーを鳴らしたり、Apple TVでYoutubeを流したりする。
最初はその夜に合せた選曲を考えたりするけれど、酔いが回るとけっきょく定番の選曲になっていく。
Beck "Where It's At"
先日ライブに行ってきたBeckから一曲。これはいまから20年前の映像だから、この前ライブで見たBeckと比べてずいぶん若い。
Youtube上でBeckのライブ動画は比較的少ない。でも、実際にこんなライブに参加できたら、もう、いっぱつでBeckにやられてしまうだろう。もっとライブ動画をアップしてほしい。
James Brwon "Sunny"/ "Dance Lesson"
次はJames Brown。
James BrownはYoutube上にたくさん動画があるけれど、このパリでのライブ映像がいちばんかっこいいと思う。アメリカでのライブよりはずいぶんおしゃれでよそ行き感があるけれど、気合いは入っている。この"Sunny"はいろんな人がカバーしているけれど、James Brownバージョンの後半は、もう、なんて言ったらよいか。
次はライブ映像ではなく、James Brownがダンスレッスンをしてくれる動画。
Bob Dylanが記者会見で、詩人と呼ばれるのを韜晦して" Oh, I think of myself more as a song and dance man."と答えているが、でも、James Brownこそが"a song and dance manではないか。
Stevie Wonder "Higher Ground"
この人、けっして過小評価されているわけじゃないけど、でも、ほんとはもっとすげぇんだよ、と言いたくなる人がいる。Stevie Wonderはそのうちのひとり。
現在は、でっぷりとして幸せそうで、朗々と歌う好々爺という風情だけど、若い頃はキレキレでファンクがかっこよかったんだよぉ、と叫びたくなる。
Stevie Ray Vaughan Sound Check
スティーヴィー・レイ・ヴォーンは、もちろん、かっこいいライブ動画は山のようにある。けれど、いちばん印象的なのは、リハーサルでサウンドチェックしている動画。
何気なくチャラチャラっと弾くフレーズが、もう、かっこいい。このヒト、一日中ギターを触っているんだろうなぁという感じがする。
宇宙人“那你呢?”
今学期のNHK「テレビで中国語」の主題歌。台湾のインディー出身のバンドらしい。このビデオでは、台湾の若者の視点から現代の東京が切り取られていて興味深い。
チャン・ギハと顔たち「安いコーヒー」
しばらく前、在日ファンクとチャン・ギハと顔たちの対バンのライブを見てきた。それまでチャン・ギハを聴いたことがなかったけれど、けっこう気に入った。この「安いコーヒー」は歌詞もけっこう好き。この動画の字幕の日本語はめちゃくちゃだけど。
Tin Pan Alley「北京ダック」
細野晴臣の中華街ライブ。この時期の細野さんの音楽はほんとうに気持ちがいい音で大好き。
Ben Folds "Rockin' the Suburbs"
結局、演奏がうまくて、少人数のシンプルな設定で、さっとかっこいい演奏ができるミュージシャンが好きなんだと思う。おおげさな音楽は、かっこいいとは思えない。
Ben Foldsはまさにシンプルでかっこいい演奏ができるミュージシャン。このMyspaceのライブは、観客との距離感の近さがいいなぁとうらやましく思う。
Talking Heads "Psycho Killer"
ちょっと意外な感じもするけれど、Talking Headsはスタジオ録音のアルバムよりライブの方がずっといいように思う。特に、ジョナサン・デミが監督した”Stop Making Sense”は最高で、この冒頭の"Psycho Killer"を見ていっぱつでTalking Headsファンになってしまった。
こっちはソロでのライブ。
そうして夜が更けていく。