大詰め

現在、日本時間10月1日午前5時20分。
レギュラーシーズンを締めくくるヤンキースレッドソックスの三連戦初戦まで、あと3時間少々。
毎年、レギュラーシーズンの終盤にかけて調子をあげてくるヤンキースだが、今シーズンのはじめ頃には、優勝争いができるとは思っていなかった。終盤の追い込みを信じられなかった自分は、ヤンキースファンとしては、じつに浅はかだったと思う。
ナショナルリーグの投手成績を見ると、防御率の1位、2位が、クレメンスとペティートである。結局、この二人の穴が埋められなかったとも言えるし、この二人なしよくやっているとも言える。
プレッシャーがかかる環境にあるほど魅力を発揮する選手たちがヤンキースに集まっている。そのような選手でなければ、ヤンキースで生き残ることができない、ということなのだろう。だから、ワールドチャンピオンへの道のりがが厳しければ厳しいほど、ヤンキースの選手たちのきらめきを見ることができる。2003年、2004年のレッドソックスとのリーグチャンピオンシップの戦いはじつに厳しかった。それだけに、心に残っている。
今、この三連戦の結末について、あれこれ想像をめぐらせている。ヤンキースレッドソックス、インディアンスが同率でシーズンを終える可能性もそれほど低くないように思う。はやくポストシーズンへの進出を決めて安心させてほしいと思う反面、プレーオフを戦うヤンキースの選手たちも見てみたいようにも思う。
現在、11時24分。
今日の試合が終了。3対5でレッドソックスの勝ち。
まずは、デビット・ウェルズを打ち崩せなかったのが敗因。これは、しかたがない。
6回裏、ワンアウト二塁でオルティーズを敬遠したのは弱気すぎたかもしれない。結果的にビックイニングを作られてしまった。
プレーオフを含めれば、あと3試合。