病気と生活

入江くんのウェブログで「反貧困」という本を紹介したエントリーを読んでいたら、その本からの引用のなかに「知人宅に居候しているうつ病の女性の訴えを聞く」という一節があり、ひとごととは思えなかった。
私はたまたま福利厚生が整った会社に勤めており、つれあいも定職に就いているから、うつで働けなくなってもすぐに生活に窮することはない。しかし、うつを患っている人の中では非常に恵まれているに違いない。
うつになって貧困に陥る人、ホームレスになってしまう人も多いだろうと思う。
明日から職場復帰である。今は自分の体調を立て直すことで手一杯だけれども、うつの人のためになにか役に立てたらと思う。

反貧困―「すべり台社会」からの脱出 (岩波新書)

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