ランニングとコンディショニング

最近、新型コロナウイルス対策の関係で、週に3日は在宅勤務、2日は出社というペースで仕事をしている。在宅勤務では、やはり運動不足になる。そこで、週3回はランニングをするようにしている。

自宅から、あまり人が歩いていない、そして、横断歩道が少ない6km強のコースを設定して、週末と在宅勤務の日の朝に走っている。在宅勤務の日は、出社するときには通勤している時間帯をランニングにあてることができる。

同じコースを走っていると、その日その日の自分の調子の変化がよく分かる。目標のタイムは設定せず、その時気持ちよくペースで走っているが、日によってタイムがかなり違う。5:00/kmで走りきれるときもあるし、5:40/kmぐらいかかるときもある。

最近では、ゴールデンウイークの時期は調子がよく、身体が軽く、足がどんどん前に出ていく感じだった。最近は、ちょっと疲れが溜まっているのか、身体が重めで5:30/kmぐらいのペースで走っている。

おもしろいのは、今日は調子いいなと思ってハイペースで走り始めても、最後までペースがキープできるときもあるし、後半がくっとペースが落ちることもある。最初は身体が重いと思っても、身体が温まってくると足が動き出すこともあるし、そのままペースが上がらないこともある。

いま使っているランニングウォッチは心拍も計測できるが、調子が悪いときは、心拍が速くなって息があがるというわけではなく、足が動かず心拍が速くなるほどのペースで走れない。調子がよいときは、けっこう速い心拍をキープしたまま走り続けられる。

この調子の変化がなにと相関しているのかわかれば、レースに出るときのコンディショニング(レースに限らず、人生全般のコンディショニングにも)に役立つと思うけれど、なかなか解明できない。人間の身体は複雑系だなと思う。