2020年上期振り返り

2020年も速いもので、もう半年過ぎてしまった。

ということで、恒例の今年の目標の上期振り返りをしてみたい。

yagian.hatenablog.com

 総論:継続すること

【目標】

ここ数年は、短期的に達成できる目標ではなく、時間をかけないとたどり着かない目標を掲げている。その意味では、基本的には目標を変えることなく、継続することで着実に成長していきたいと思っている。

以前と比べ、継続することのコツをつかんできて、いわゆる「挫折」することが少なくなってきた。「挫折」していた時代は、自分の意志の弱さを嘆いていたけれど、今は、意志の力を使わずに継続することこそがポイントだと考えている。意志の力を使わずに継続するためには、以下のことを気をつけている。

  • 続けられることを選ぶ(「すべきこと」ではなく「したいこと」を選ぶ)
  • 習慣化する(決まったタイミングで取り組む)
  • 自分の進歩を感じる機会を作る(検定試験を受験する、レースに出るなど)
  • たまには休息する  

今年上期の振り返りとしては、やはり、新型コロナウイルス対策とステイホームは抜きに語れない。

自分は、もともとコミュ障タイプでもあり、家にこもって人との接触が減ることはあまり苦ではない、というより、むしろ快適だったりする。もちろん、ステイホームゆえにできなくなることも多いけれど、その制約のなかで自分のペースを守り淡々と決めたことを継続した生活は嫌いではない。

延期した計画もあるけれど「継続すること」は守れていると思う。

体調維持

【目標】 
  • 健康維持のためのルーティーンをキープする
  • 疲れたときはムリせずルーティーンを休む
  • 調子のいいときも悪いときもそれなりのピッチング

以前、全般的に体調が優れない時期は、体調の波の山と谷の差が大きかった。その波を小さくしていきたい。

自分の性質として、調子の山のときにやりすぎてしまい、その次の谷を深くする傾向がある。やりすぎも、やらなすぎもしないように、平準化されたルーティーンを守ること、また、休むべきときは休むことに注意したい。

 新型コロナウイルス対策で緊急事態宣言が発令されて、半分以上が在宅勤務となったが、仕事のあり方の変化に対して対応すべきことが増え、勤務時間自体はかなり増えた。もちろん、在宅勤務だと運動量が減ってしまう。

そこで、在宅勤務のときは、朝の通勤時間をランニング(雨の日はエアロバイク)にあてて、運動不足を補うようにしている。

新型コロナウイルス対策が始まってから、基本的にはテンション上げて対応し続けているので、どこかで一旦調子を落とさないと谷にはまりそうな予感はしている。しかし、いまのところは調子を落とせるタイミングにはなっていないので、そこは少々気がかりではある。 

仕事での挑戦

【目標】
  • 新しいサービスを立ち上げる
  • チーム・ビルディングを進め、相互に信頼しあい、成長を助け合うチームを作る
  • そのために自分自身を変化させる

去年10月から新しいミッションとして与えられた新サービスの立ち上げが、今年の仕事での挑戦の中心になる。自分の部署だけで完結するものではないので、いかに他部署も巻き込んでいくのかがポイントである。関係する社内の人たちとコミュニケーションを通じ、彼らの状況を観察し、理解を深めていきたい。

昨年もチーム・ビルディングを目標としていたが、十分進捗したとは言えない。自分のメンバーに対する理解は深まったと思う。しかし、チームビルディングを進めるには、彼らの意識、認識に働きかける必要があり、これは簡単ではないし、時間もかかる。

これまでの状況を振り返ると、メンバーを「対象」として「操作」をしようと考えていたのだと思う。しかし、自分とメンバーは「相互関係」である。相手の意識、認識に働きかけるならば、まず、自分を変化することが必要だということに気がついた。まだ、自分がどのように変化すればわかっていないので、今年はその変化の方向を見定めていきたい。 

この項目については、目標を立てた年初とはかなり状況が変わってきている。

3月以降は、新型コロナウイルス対策とポストコロナに向けた新しい働き方の構築に取り組んでいる。 

自分が所属しているチームは、会社全体がリモートワーク中心となった働き方になったけれども、それに十分追いつけていない事務業務が残っており、それを担っていることで業務の負荷が増している。

その部分は、自分としては以前より合理化すべきと考えていたところだったが、十分に周囲の理解を得られていなかった。しかし、リモートワーク中心となることで、合理化をすべきだというコンセンサスを得ることができたので、この状況を生かして合理化を進めていきたい。これが現在の仕事での最大の課題になっている。

リモートワーク中心の働き方になって、十分なコミュニケーション、組織のマネジメント、チームビルディングは可能か、という議論が社内で行われている。個人的には、あまり大きな問題は感じていない。オンライン会議中心のコミュニケーションになり、ようやくインターネットのポテンシャルを十分利用できるようになったと思っている。そして、リモートワークも始まったばかりだから、これからこの働き方を深める余地はいくらでもあるように見えている。

観察していると、やはり、リモートワークを得意としている人、不得意としている人がいる。自分は、明らかに、リアルワークよりリモートワークの方が得意なタイプなので、今の状況を楽しんでいる。チームビルディングという観点からは、不得意な人をどのように巻き込んだリモートワークのチームビルディングを考えていかなけれならないだろう。

プライベートでの挑戦(フィジカル)

【目標】

去年、トレイルランのレースに参加した。今年は、トレイルランを深めるか、ロードの距離を伸ばすか、少々迷っている。トレイルランは変化があっておもしろいが、特に下り道は危険性が高くて、いずれ怪我をしそうな気もする。オフロードを走るのは楽しいので、たまに光が丘公園でクロスカントリーを走ってみようと思う。

ロードでは、ハーフマラソンを走ることになれてきた。どのくらいのペースで走ればよいかわかってきた。今年の下期は、距離を伸ばして30kmレースに参加してみようと思う。

ゴルフの100切りはできたので、次の段階では、平均スコアで100を切れるようになりたい。これが達成できたら、ゴルフはややペースを落としてもよいと思っている。そのためには、スイング改造状態を脱して、安定したスイングを習得する段階に至ること、そして、アプローチとパッティングの改善が必要だ。冬のオフシーズンにしっかり練習をしてスイングを安定させ、春にアプローチとパッティングの練習に取り組み、下半期には平均スコア100を目指したい。

しかし、これまでゴルフは前進してはいるけれど、計画からは遅れている。今年中に目標にたどり着けるかわからないけれど、倦まず弛まず挑戦していきたい。

無理をせず継続することで、動ける身体を維持していきたい。 

ランニングについては、1月のハイテクハーフマラソンは完走したが、それ以降の大会は中止になってしまった。しかし、習慣的に走ることは継続できている。家から6kmちょっとの距離のコースを週に2〜3回のペースで走っている。特に、ステイホーム期間は走る時間を取れたこともあり、月間走行距離はこれまででいちばん長かった。

同じコースを走っていると、自分の調子の変化がよくわかる。同じコースを走っていると飽きるという人もいると思うが、自分は同じことを繰り返すことが苦にならない性分だと感じている。同じことをやっているように見えても、細かく観察すれば新しい発見は毎回ある。むしろ、ルーティーンであるほど、違いが際立って、むしろ発見しやすいという利点もある。

ランニングの大会はいつ開催されるかわからないが、まずは今のペースを守って走ろうと思う。

ゴルフについては、今月、ようやく初めてのラウンドに行ったところ。室内で素振り用の練習器具で素振りはしていたけれど、ボールを打つ練習も3か月遠ざかっていた。これから再スタートというところ。これも、じっくりと取り組んでいきたい。

プライベートでの挑戦(インテレクチュアル)

【目標】

  • 英語のレッスンとTOEIC Speaking & Writing受験
  • 中国語のレッスンとHSK5級受験の準備、中国語の本を読む
  • 手話の学習継続

去年の後半から中国語のレッスンに通っている。語学上の効果も感じているし、なによりも楽しい。今年は、中国語と交互に英語のレッスンも通ってみようと思っている。英語のレッスンに通い、その後、TOEIC Speaking & Writingを受験をして、レッスンの効果を検証してみたい。

中国語は、今年前半はこれまで習得した単語、文法の復習にあて、後半からは来年のHSK5級受験を目指してあたらしい単語の習得を進めていきたい。あわせて、中国語のレッスンも継続し、特にリスニングを強化する。また、そろそろ中国語の本を一冊通しで読んでみようと思う。

手話は、なかなか実用レベルには到達しそうにないが、まずは講習会から落ちこぼれないように学習を継続したい。講習会は、三年のプログラムとなっている。細く長く、三年間は続けていきたい。

 2月からGABAの英語のレッスンに通い始めたところで緊急事態宣言が始まり中断してしまった。6月に入ってから再開している。今回のレッスンは7月でチケットを使い切り、8月にTOEIC Speaking & Writingを受験して効果を計測しようと考えている。

中国語のレッスンは、オンラインも提供されている。いまのところは月1回のレッスンを継続して受けており、GABAのレッスンが一段落する8月から週1回のレッスンに復帰しようと思っている。来年前半にはHSK5級に合格するレベルになることを目指している。

英語も中国語も、スピーキングとリスニングを中心として、基礎的なトレーニングをしているところ。自分のなかにあるはずの英語や中国語を運用して表現できるようになることに注力している。中国語は少しずつ言葉が口に出てくるようになってきたような気がしているが、英語の進歩はなかなか感じられない。

昨年度、豊島区の手話講習会に通っていたが、3月に中断となった。4月からの新年度も申し込んでいたけれども、まだ再開されていない。今は週1回、テレビの手話講座を見ている。レベルアップする状況にはないけれど、いままで学んだことは忘れないようにしたい。

文化の取り組み

【目標】

グローバリズムの歴史を追いかける、というテーマはこれから一生変わることがないだろう

年末の上海旅行に刺激され、もう少し中国とグローバリズムへの関わりを知りたいと思った。そのためには、中国の歴史、文化(現在の中華人民共和国の範囲ではなく、より広い中華圏について)について基礎知識を習得することが必要だ。今年は、中国を軸としてグローバリズムについて考えてみたい。

最近、読書量が減っている。語学へ時間を投じていることもあるし、老眼で読書のスピードが落ちていることもある。読書へのモティベーションを高めるために会社への読書会に継続的に参加すること、老眼対策のために電子書籍を活用していきたい。 

今年上期は中国史に関する読書はしっかりできている。中国史の自分なりのフレームワークができてきた。これからは、特に興味がある時代、地域のより詳しい理解を深めていきたい。

国史も概論から一歩踏み込むと、思いの外本の数は少ない。電子書籍があるものは電子書籍で読んでいるが、それよりは古本で買った本を読むことの方が多い。しかし、今のところはあまり苦にならず読めている。

当面、グローバリズムを追いかけた旅行はできないと思うが、じっくり知見を深める時期としたい。

会社の読書会も物理的に集まることは難しくなっているが、オンラインで開催された読書会もなかなか盛り上がった。これからも継続的に参加していこうと思っている。

家庭の取り組み

【目標】

  • キッチンのリノベーションの準備
  • 中華料理のバリエーションを増やす

昨年は水回りのリノベーションが家庭での取り組みとして大きかった。次はキッチン周りのリノベーションが大きなテーマである。今年は、どのようなキッチンにすべきか、しっかり考えて準備をしたい。

自分の料理のバリエーションは、このところ増やすことがなく、きまったものだけ作っていた。今年は中華料理のバリエーションを増やしてみようと思いついた。野菜がおいしい炒めものを作ってみたい。あと、点心もいくつか作れるようになると楽しそうだ。

 今日、キッチンではなく、トレイのリノベーションをした。

ステイホームには、家が快適であることが重要だ。ここ数年断捨離を進めて機能的で暮らしやすい家づくりをしてきたことと、去年、洗面所と浴室のリノベーションをしたことは大きな効果があった。

ステイホーム期間、中華料理に挑戦して、バリエーションを増やすことができた。特に、小麦粉をこねて包子を作るのは楽しかった。回鍋肉や青椒肉絲も中国風に作れるようになってきた。しかし、中華料理を作って食べていたらカロリーオーバーになったので、いまは少々抑えぎみにしてる。しかし、ちょこっと中華料理風の炒め料理を作れるようになったのは便利である。

来年は、いよいよキッチンのリノベーションをしようと思う。

その上で固執しない

これもこれからずっと不変の目標だが、最終的な目的は見失わず、目の前の計画目標に固執しすぎず柔軟に暮らしていきたい。

ステイホーム に対して、続けることは続け、中断することは中断し、変えることは変えて、新しい生活のリズムは作れていると思う。これからも、柔軟に暮らしていきたい。

ランニングとコンディショニング

最近、新型コロナウイルス対策の関係で、週に3日は在宅勤務、2日は出社というペースで仕事をしている。在宅勤務では、やはり運動不足になる。そこで、週3回はランニングをするようにしている。

自宅から、あまり人が歩いていない、そして、横断歩道が少ない6km強のコースを設定して、週末と在宅勤務の日の朝に走っている。在宅勤務の日は、出社するときには通勤している時間帯をランニングにあてることができる。

同じコースを走っていると、その日その日の自分の調子の変化がよく分かる。目標のタイムは設定せず、その時気持ちよくペースで走っているが、日によってタイムがかなり違う。5:00/kmで走りきれるときもあるし、5:40/kmぐらいかかるときもある。

最近では、ゴールデンウイークの時期は調子がよく、身体が軽く、足がどんどん前に出ていく感じだった。最近は、ちょっと疲れが溜まっているのか、身体が重めで5:30/kmぐらいのペースで走っている。

おもしろいのは、今日は調子いいなと思ってハイペースで走り始めても、最後までペースがキープできるときもあるし、後半がくっとペースが落ちることもある。最初は身体が重いと思っても、身体が温まってくると足が動き出すこともあるし、そのままペースが上がらないこともある。

いま使っているランニングウォッチは心拍も計測できるが、調子が悪いときは、心拍が速くなって息があがるというわけではなく、足が動かず心拍が速くなるほどのペースで走れない。調子がよいときは、けっこう速い心拍をキープしたまま走り続けられる。

この調子の変化がなにと相関しているのかわかれば、レースに出るときのコンディショニング(レースに限らず、人生全般のコンディショニングにも)に役立つと思うけれど、なかなか解明できない。人間の身体は複雑系だなと思う。

ボリス・ジョンソンの演説

最近、新型コロナウイルスの流行についてちょっと調べている。

そのなかで、イギリス首相官邸のウェブサイトにアップロードされているボリス・ジョンソンの演説に感銘をうけている。平易でわかりやすく、力強い。政治家の演説とはこうあるべきだと思うし、また、こんな英語をかけたらいいなと思う。ボリス・ジョンソンのスピーチライターは優秀だと思う。

具体例として、外出禁止に関するスピーチを紹介したい。いまこの時点では、日本はこれから爆発的感染の手前にいて、その予感に怯えている状況である。その状況では、ずいぶん厳しく悲壮な演説だなと感じる。もしかして、将来、自分で書いたこの文章を読み返したら、このときは牧歌的だったなと思うかもしれない。

www.gov.uk

コロナウイルスに関する国民へのボリス・ジョンソン首相演説(2020/3/23)

こんばんは。

コロナウイルスは数十年の間でわが国が直面した最大の脅威です。このことは、わが国に限りません。

世界中で、この目に見えない殺人者の破壊的な影響を目の当たりにしてきました。

そして、今夜、私たちが病気と戦うために進める新しいステップと、みなさんが協力できることについて、お伝えしたいと思います。

まず、いま私たちが採用しているアプローチを選んだ理由について、確認することから始めたいと思います。

このウイルスの拡大を止める国民的な大きな努力がなければ、世界のいかなる医療サービスも対処できない瞬間がやってきます。なぜなら、十分な人工呼吸器、集中治療室、医師、看護師が存在しないから。

私たちがすでに目の当たりにしているように、すばらしい医療システムを持っている国においても、これはきわめて危険な瞬間です。

簡単に言いましょう。同時にあまりに多くの人が深刻な症状に陥ると、NHSは対処できなくなります。つまり、多くの人が、コロナウイルスだけではなく他の病気によっても、死ぬ可能性が高まるのです。

病気の流行を遅らせることが決定的なのです。

同時に病院での治療を必要とする人の数を減らすによって、NHSの対処能力、より多くの命を救う能力を守ることができるのです。

これこそが、私たちが国民に対して、このパンデミックの間、家にとどまるようお願いしてきた理由です。

きわめて多くの人々、私はあなた方すべてと思っています、がこの要請を守ったとしても、今は、私たちすべてがさらに多くのことに取り組まねばならない時なのです。

今夜から英国民にとてもシンプルな指示を出さねばなりません。家にとどまること。

なぜなら、私たちがやらなければならない決定的なことは、世帯間で病気が広がることを防ぐことだからです。

このため、以下のきわめて限られた理由のときのみ、みなさんは家を離れることを許可されます。

  • 生活必需品の購入、できるだけ頻度を減らす
  • 日に一回の運動、例えば、一人もしくは同じ世帯の人と一緒にするランニング、散歩、自転車など
  • 看護、介護などの医療上の理由
  • 必須かつ在宅ではできない業務のための移動

以上です。これらが家を離れるべき理由のすべてです。

友人に会ってはいけません。会いたいと言われても、断らなければなりません。

同じ家に住んでいない家族と会うこともです。

食料や医薬品のような必需品以外の買い物に行っても行けません。そして、できるだけ回数を少なくするように。可能なときはデリバリーサービスを使うこと。

もし規則に違反したら、罰金や会合の解散などを含む手段で、警察が強制力を行使します。

政府による在宅指示への遵守を確実にするために、直ちに以下のことを実行します

必需品以外を販売するすべての商店を閉鎖します。料品店、電気量販店や、図書館、遊技場、野外ジム、礼拝所などその他の施設を含みます。公共の場での生活をともにする人を除く二人以上の人によるすべての会合を禁止します。葬儀を除く、結婚式、洗礼式、その他の儀式を含むすべての社会的なイベントを禁止します。

公園はでは、運動のみ許されます。会合は解散します。

このような手段を実施したい首相はいません。

この分断が人びとの生活、ビジネス、職に与えている、また、与えるであろうダメージについて理解しています。

そして、これが労働者と事業者の双方を支援する巨大で前例のないプログラムを実施している理由です。

私たちはこれらの規制を常にレビューしながら行うことを、私は皆さんに確約します。三週間後に再検討し、もし緩和が可能とのデータが示されたら、緩和します。

しかし現時点ではそのような安易な選択肢はありません。前途は厳しく、そして、いまだに間違いなく多くの命が失われます。

そして、通り抜けるべき明らかな道があることも間違いありません。

7,500人のかつての治療者たちが現場に戻ることで、私たちのすばらしきNHSは、日々強化されています。

ただ家にとどまることによって、みなさんが稼いだ時間で、機器のストックを増やしていいます。

治療法の研究を加速しています。

ワクチンの探索を進めています。

目に見えない殺人者を可視化する何百万もの検査キットを購入しています。

みなさんが全力でウイルスに戦っていることに感謝したいと思います。

前線で戦うスーパーマーケットの店員からドライバー、介護人、看護婦、医師までのみなさんに対して。

この戦いにおいては、まちがいなくみなさんすべてが直接招集されています。

今、私たちすべてが、一致団結する義務があります。

病気の拡大を止めるため。

私たちのNHSを守り、何千何万もの命を救うため。

そして、過去に何度もそうであったことを私は知っている。

この国の人びとがこの試練に挑むであろうことを。

そして、この試練をくぐり抜けることでより強くなることを。

私たちはコロナウイルスに打ち勝つ、ともに打ち勝つのだ。

それゆえ、現在の国家的危機において家にとどまることを、私たちのNHSを守り、命を守ることを要請します。

ありがとう。

中国語の先生に手紙を書いた(我给汉语老师写了一份信)

前のエントリーでGABAに通い始めたという話を書いた。しかし、新型コロナウイルスのために休校になり、また、さすがに近距離で話をするというスタイルのレッスンを受けるのも気が進まず、お休み状態になっている。

もともとGABAに通う前、3か月ほど「ハオ中国語アカデミー」という中国語の語学学校のレッスンに通っていた。英語のレッスンを始めるため、中国語のレッスンは一時お休みにしたのだが、完全にお休みにするのももったいない気がして、月一回レッスンを受けるコースを申し込んでいた。

この学校はSkypeのレッスンもできる。明日、月一回のレッスンの日だったので、Skypeレッスンを受講する予定である。別に宿題というわけではないのだが、レッスンのときにはなるべく手紙を書くようにしている。今回はSkypeなので、事前に送っておいた。

以下がその手紙の内容。下に日本語訳もつけた。

W老师:
  真好久不见。您身体好吗?您父母,老师,朋友们,同事们身体好吗?
  我和妻子身体很好,但是新冠肺炎病毒流行以后,我觉得世界完全变化了。东日本大地震时,我也觉得一样。
  我现在在我们的公司调查新冠病毒流行的状况是为了研究我们公司的对策。真担心在东东的新冠病毒流行。
  最近我们公司大概三分之二的职员在家里工作。我一个星期在家里工作一天。每天参加几次网络会议,所以我很习惯用网络谈话。
  虽然世界变化了,但是我还坚持学习汉语。做地铁上下班时,我一边听古诗一边念古诗,当然声音小。我背下了李自《静夜思》和杜甫《春望》。
  这个周末我要一直在家里不能出去看樱花,就从阳台上看隔壁院子里的樱花盛开,我感到过去知现在一样。《国破山河在,城春草木深》
  我不知道理由,在日本唐诗很受欢迎。在高中时,我学的古诗主要是唐诗。我也想看别的时代的诗。
 我真期待上您的汉语课。

W先生

ほんとうにお久しぶりです。お元気ですか。ご両親、先生、お友達、同僚の皆さんはお元気ですか。

私と妻はとても元気です。しかし、新型コロナウイルスの流行以来、世界がすっかり変わってしまったように感じています。東日本大震災のときにも同じように感じました。

今、会社で対策を検討するために、新型コロナウイルスの流行状況について調べています。東京での新型コロナウイルスの流行は本当に心配です。

最近、会社では2/3の社員が在宅勤務をしています。私は、週に一回在宅勤務をします。毎日いくつもネット上の会議に参加しているので、ネットで話をするのに慣れました。

世界は変わっても、相変わらず中国語の勉強は続けています。通勤で乗った地下鉄で、漢詩を聞きながら、それにあわせて朗唱しています。もちろん小さな声で。李白『静夜思』と杜甫『春望』を覚えました。

この週末はずっと家にいなければならないので、桜を見に家をでることができません。そこで、ベランダから隣の家の庭の満開の桜を見ました。過去と現在は変わらないと感じました。「国破れて山河在り、城春にして草木深し」

理由はわからないのですが、日本では唐詩の人気があります。中高生の頃ならった漢詩は主に唐詩でした。別の時代の漢詩も読んでみたいと思います。

先生の中国語のレッスンほんとうに楽しみにしています。

追記

W老師は、日本の大学院の学生だったのですが、3月で修了とのことで、今回のレッスンが最終回になりました。この後は中国に帰るとのこと。

これまで老師と学生だったけれども、これからは朋友ですねという話をした。今の状況が解消して、北京に旅行に行けるといいな。

英語のレッスンの感想と課題

英語のレッスンをはじめました

語学は基本的に独学をしてきたけれど、スピーキングの能力を高めるために、語学のレッスンを受けることにした。

去年の9月から1月まで中国語のマンツーマンレッスンを受けていたが、これを一時お休みをして、2月から会社から受講料の補助がでるGABAのマンツーマンレッスンをはじめている。なかなか興味深く、楽しめている。

話すことと聞くことの能力差

日本語では、聞くことと話すことの間で能力の差があるという自己認識はない。読み書きについて言えば、人よりはスピードは速いかもしれない、という認識はある。

中級の入口あたりの中国語、初級の手話について言えば、ヒアリングよりはスピーキングのほうが楽である。もちろん、語彙や表現のバリエーションが限られているから、思うことが自由に言える訳ではないけれど、表現できる範囲では言いたいことは概ね相手に伝えることができる。しかし、相手が何を言っているかわからないことが多い。

一方、英語はヒアリングのほうがスピーキングより能力が高い。GABAのレッスンを受けていて、相手の言っていることはほぼ理解できるが、話すほうが思うように行かない。

これは、現在の語学のレベルの問題か、それとも語学の習得プロセスが中国語、手話、英語で異なっているための問題か、なかなか興味深い。

世間知と語学

GABAの先生は、バックグラウンドが多様なところがよい。いままでトライアルを含め4回のレッスンを受けた。最初は、サンフランシスコ出身のチャイニーズアメリカン、二人目はガーナ人、三人目は若い頃にアメリカに移住したパキスタン人、四人目は若い頃金鉱を探索していたオーストラリア人。

チャイニーズアメリカンとは、以前、サンフランシスコで見たジャイアンツの試合について話をした。あの頃はバリー・ボンズがいたなぁ、とか。次にまたその彼のレッスンを取ったら、スーパーボウルの話をしなければ。

ガーナ人とは、家庭内での言語について話をした。ガーナにはローカルランゲージがたくさんあり、両親の言葉が違ったので、家庭内共通語が英語だったという。両親は英語で話をして、先生は両親それぞれの言葉をしゃべれるという。

パキスタン人は、両親が裕福だったらしく、アメリカでの高校時代、マスタングを買ってもらい、同級生がみな乗りたがったという話をしていた。

オーストラリア人によると、金鉱の仕事は遠隔地で、食住の費用は会社持ちで、給料も高く、お金を貯めることができたという。そのあと、バックパッカーとして旅に出て、いまは日本で英語を教えることになった、もう、貯金もなくなったという。これに対して、私は、でも、自由を買えたんだからよかったじゃない、と言った。話が盛り上がり、結局、テキストはやめて、ずっとフリートークをしていた。

考えてみれば、語学の問題以前に、若い頃は初めてあった人を相手に雑談をするなんてとてもできなかった。世界から集まってきた人たちと、それぞれの話題でなんとなく話ができるようになったのは、自分も多少は世間知がついたなぁと思う。外国語でコミュニケーションをするということは、単に言語を学ぶということではなく、さまざまな経験、知識を総動員するものだと思った。

英語の現在地点と課題

レッスンのあと、先生がコメントを書いてくれる。元金鉱探索人のオーストラリア人の先生のコメントによると、長所は "You did well keeping the conversation going and asking follow up questions." で、課題は "Lets work on more natural English expressions." という。これはまさに自分の現在地点だなと思う。

世間知で話は盛り上がる。相手の言っていることは理解できるし、意志を通じさせることはそれなりできる。しかし、表現は不正確でナチュラルさに欠けている。

かんたんなセットフレーズは別として、やや複雑なことを話そうとするとセンテンスが組み立てるのにやや時間がかかる。キーフレーズは頭のなかに浮かんでくるが、英語の語順で必要な単語が浮かんでこない、という状況にある。文章を書くときは、おおむね正しい文法を使えるので、これはまさにどんどん話して、どんどん修正してもらうという訓練を積むべきことだろう。

あと、シンプルな単語や表現に逃げてしまう、ということもある。例えば、仕事では英語を話す機会がない、ということを"I don't have any chances to talk with English speakers for work."と話すと、理解はできるけれど"oppotunities"のほうがより適切、とアドバイスしてもらった。いまひとつレベルアップするためには、スピーキングで使えるボキャブラリー、フレーズを地道に増やす必要はあるだろう。

いまのところは、レッスンはいい気分転換になっているし、まずは、いま契約したレッスンを消化しようと思う。そして、TOEIC Speaking & Writingを受験して、使用前使用後の効果を計測してみる予定である。

去年の抱負の振り返りと新年の抱負:継続と成長

昨年の抱負の振り返り

最近は、このブログはすっかり新年の抱負専用になっている。

さて、去年の抱負と半年経過時の振り返りへのリンクを張っておこうと思う。

 

yagian.hatenablog.com 

yagian.hatenablog.com体調維持

  • 健康維持のためのルーティーンをキープする
  • 疲れたときはムリせずルーティーンを休む
  • 調子のいいときも悪いときもそれなりのピッチング

去年は、大きな病気をすることもなく、風邪もあまりひかず、精神的な波もあることはあるけれど大きな谷に落ち込むこともなく、一年を通して「それなりのピッチング」を継続することができた。

歳を取るにつれて調整は必要なのだろうけれど、いまはこの生活のルーティーンが体調にフィットしているのだろう。

特に、過去、調子がよいときはやりすぎてしまい、休息を取ることを忘れて下降線をたどることが多かったが、適当に休息を取ることができて、それもよかったと思う。

仕事での挑戦

  • 新しい部署で求められているサービスを安定して提供する
  • チーム・ビルディングを進め、信頼されるチームを作り上げる
  • チームの各メンバー、そしてチームの成長を促す

一昨年10月に新しい組織を立ち上げ、サービス提供を始めた。さらに昨年10月より、その組織に新しいメンバーを迎え、新しいミッションも追加された。

一昨年10月に開始したサービスを安定して提供することができたが、その改善、洗練はあまり思うように進んでいない。昨年10月に追加された新しいミッションについては、まずは立ち上げのための萌芽期の段階にある。

チームビルディングは、悩みながら進めてきたが、まだ相互に信頼しあって、メンバーとチームとしての成長に積極的に取り組む状態にはなっていない。これをどのように実現していくかが大きな課題となっている。

プライベートでの挑戦(フィジカル)

ランニングは、ハイテクハーフマラソン、練馬こぶしハーフマラソンに加え、5月には軽井沢ハーフマラソンも完走した。去年の後半にはトレイルランにも挑戦し、高尾森林マラソンとみたけトレイルランに参加した。

総走行距離を見てみると、去年が502km、一昨年が333kmだった。夏、暑い時期にはランニングのオフを取るが、昨年は5月のハーフマラソンに、10月にトレイルランのイベントに出たこともあり、オフの期間が短くなったため、走行距離が伸びた。

レースにでることはモティベーションを高めることに効果がある。一方で、レースに出るとそれなりに体にダメージがあって、休息が必要になる。年間を通したコンディショニングを考えながら、参加するレースの強度と頻度を調節していく必要があるだろう。

ゴルフは、年間を通じて定期的にラウンドするようになり、一応100を切るラウンドが3回あったという意味では目標を達成した。この100を切るラウンドは、平坦な難易度が低いコースで、また、夏頃の時期だった。

夏以降、傾斜地がある難易度が高いコースのミート率を高めるために、スイングの大きな改造に取り組んでいることもあって、スコアという形の結果は得られていない。まだ、新しいスイングが身についたとまではいえないけれど、ここを乗り切れば夏頃以上のスコアに結びつくはずと考えて取り組んでいる。

体調維持も含めて、動ける身体は年間を通じて維持することができた。

プライベートでの挑戦(インテレクチュアル)

  • TOEIC Speaking & Writing受験
  • HSK5級受験
  • 手話の学習継続

英語は、TOEIC Speaking & Writing受験した。自分の英語の四技能を比較すると、リーディング>リスニング>ライティング>スピーキングの順番で、不得意のニ技能の現在のレベルを確認することができた。中国語について後述するが、まずは中国語の学習を優先させて、英語はスピーキングとリスニングを主体とした自習を継続している。

中国語は、夏にHSK4級に合格した。中級の入り口にたどり着いたところである。そのタイミングで、新しいこと(単語や文法)を覚えることを一旦やめて、HSK4級レベルの知識を流暢に運用できるようになるために練習に注力した。

その一環で、10月から中国語学校へマンツーマンのレッスンに通い始めている。レッスンを通じて新しくできるようになったことがあるかはよくわからないが、中国語でのコミュニケーションに慣れるという意味では絶大な効果があると感じている。この12月に上海に旅行してきたが、必ずしもスムースに中国語でコミュニケーションができるようになった訳ではないけれど、落ち着いて話ができるようになったのは間違いない。

手話は5月から豊島区の手話講習会に通っている。語学を教室で、同級生と一緒に学習するというスタイル自体が久しぶりで新鮮である。みなと一緒に学習を進めていることもあって、ゆっくりとしたスピードで学習している。まだ実用レベルには遠いけれど、楽しめていることが重要だろう。

読書と旅行と巡礼

骨太な読書はあまりできていない。語学に時間を割いていることと、老眼で読書のスピードが下がったことが原因だと思う。語学には時間をかけたいので、読書の量を飛躍的に増やすことは難しいから、本を選んで読んでいきたい。また、老眼対策には、電子書籍をうまく使っていきたい。

去年の読書のなかでいちばんおもしろかったのは、「三体」を始めとする中国SFだった。現代中国はまさにサイバーパンクを書くためにあるような社会状況だから、しばらく中国SFを見守っていきたい。翻訳ではなく中国語で読めるようになったら理想的である。一方、多和田葉子「献灯使」は、高齢化が進み「滅び」が意識されるようになっている日本を象徴するSFで、この両者を読み比べることができたのは、よい読書経験だった。

今年は国内を中心に旅行をした。春は千葉内房、姫路、夏は奈良京都、秋は磐梯山、冬は上海に行ってきた。奈良京都には「インバウンド旅行者の体で」一週間関西に過ごした。特に、奈良盆地を隅々まで足を運ぶことができ、日本古代、特に古墳時代を体感的に理解を深めることができたことが収穫だった。

江戸三十三観音巡礼は、1月に行ってその後はお参りができていない。ゆるゆると継続していきたい。

家のインフラ整備

  • 浴室のリフォーム

浴室と洗面所のリフォームをした。カビとの戦いから解放されて快適である。

その上で固執しない

計画は計画としてそれに固執しすぎないことについては、ある部分固執しすぎ、ある部分は柔軟に対応することができた。

新年の抱負:継続と成長

総論:継続すること

ここ数年は、短期的に達成できる目標ではなく、時間をかけないとたどり着かない目標を掲げている。その意味では、基本的には目標を変えることなく、継続することで着実に成長していきたいと思っている。

以前と比べ、継続することのコツをつかんできて、いわゆる「挫折」することが少なくなってきた。「挫折」していた時代は、自分の意志の弱さを嘆いていたけれど、今は、意志の力を使わずに継続することこそがポイントだと考えている。意志の力を使わずに継続するためには、以下のことを気をつけている。

  • 続けられることを選ぶ(「すべきこと」ではなく「したいこと」を選ぶ)
  • 習慣化する(決まったタイミングで取り組む)
  • 自分の進歩を感じる機会を作る(検定試験を受験する、レースに出るなど)
  • たまには休息する 

体調維持

  • 健康維持のためのルーティーンをキープする
  • 疲れたときはムリせずルーティーンを休む
  • 調子のいいときも悪いときもそれなりのピッチング

以前、全般的に体調が優れない時期は、体調の波の山と谷の差が大きかった。その波を小さくしていきたい。

自分の性質として、調子の山のときにやりすぎてしまい、その次の谷を深くする傾向がある。やりすぎも、やらなすぎもしないように、平準化されたルーティーンを守ること、また、休むべきときは休むことに注意したい。

仕事での挑戦

  • 新しいサービスを立ち上げる
  • チーム・ビルディングを進め、相互に信頼しあい、成長を助け合うチームを作る
  • そのために自分自身を変化させる

去年10月から新しいミッションとして与えられた新サービスの立ち上げが、今年の仕事での挑戦の中心になる。自分の部署だけで完結するものではないので、いかに他部署も巻き込んでいくのかがポイントである。関係する社内の人たちとコミュニケーションを通じ、彼らの状況を観察し、理解を深めていきたい。

昨年もチーム・ビルディングを目標としていたが、十分進捗したとは言えない。自分のメンバーに対する理解は深まったと思う。しかし、チームビルディングを進めるには、彼らの意識、認識に働きかける必要があり、これは簡単ではないし、時間もかかる。

これまでの状況を振り返ると、メンバーを「対象」として「操作」をしようと考えていたのだと思う。しかし、自分とメンバーは「相互関係」である。相手の意識、認識に働きかけるならば、まず、自分を変化することが必要だということに気がついた。まだ、自分がどのように変化すればわかっていないので、今年はその変化の方向を見定めていきたい。

プライベートでの挑戦(フィジカル)

去年、トレイルランのレースに参加した。今年は、トレイルランを深めるか、ロードの距離を伸ばすか、少々迷っている。トレイルランは変化があっておもしろいが、特に下り道は危険性が高くて、いずれ怪我をしそうな気もする。オフロードを走るのは楽しいので、たまに光が丘公園でクロスカントリーを走ってみようと思う。

ロードでは、ハーフマラソンを走ることになれてきた。どのくらいのペースで走ればよいかわかってきた。今年の下期は、距離を伸ばして30kmレースに参加してみようと思う。

ゴルフの100切りはできたので、次の段階では、平均スコアで100を切れるようになりたい。これが達成できたら、ゴルフはややペースを落としてもよいと思っている。そのためには、スイング改造状態を脱して、安定したスイングを習得する段階に至ること、そして、アプローチとパッティングの改善が必要だ。冬のオフシーズンにしっかり練習をしてスイングを安定させ、春にアプローチとパッティングの練習に取り組み、下半期には平均スコア100を目指したい。

しかし、これまでゴルフは前進してはいるけれど、計画からは遅れている。今年中に目標にたどり着けるかわからないけれど、倦まず弛まず挑戦していきたい。

無理をせず継続することで、動ける身体を維持していきたい。

プライベートでの挑戦(インテレクチュアル)

  • 英語のレッスンとTOEIC Speaking & Writing受験
  • 中国語のレッスンとHSK5級受験の準備、中国語の本を読む
  • 手話の学習継続

去年の後半から中国語のレッスンに通っている。語学上の効果も感じているし、なによりも楽しい。今年は、中国語と交互に英語のレッスンも通ってみようと思っている。英語のレッスンに通い、その後、TOEIC Speaking & Writingを受験をして、レッスンの効果を検証してみたい。

中国語は、今年前半はこれまで習得した単語、文法の復習にあて、後半からは来年のHSK5級受験を目指してあたらしい単語の習得を進めていきたい。あわせて、中国語のレッスンも継続し、特にリスニングを強化する。また、そろそろ中国語の本を一冊通しで読んでみようと思う。

手話は、なかなか実用レベルには到達しそうにないが、まずは講習会から落ちこぼれないように学習を継続したい。講習会は、三年のプログラムとなっている。細く長く、三年間は続けていきたい。

文化の取り組み

グローバリズムの歴史を追いかける、というテーマはこれから一生変わることがないだろう

年末の上海旅行に刺激され、もう少し中国とグローバリズムへの関わりを知りたいと思った。そのためには、中国の歴史、文化(現在の中華人民共和国の範囲ではなく、より広い中華圏について)について基礎知識を習得することが必要だ。今年は、中国を軸としてグローバリズムについて考えてみたい。

最近、読書量が減っている。語学へ時間を投じていることもあるし、老眼で読書のスピードが落ちていることもある。読書へのモティベーションを高めるために会社への読書会に継続的に参加すること、老眼対策のために電子書籍を活用していきたい。

家庭の取り組み

  • キッチンのリノベーションの準備
  • 中華料理のバリエーションを増やす

昨年は水回りのリノベーションが家庭での取り組みとして大きかった。次はキッチン周りのリノベーションが大きなテーマである。今年は、どのようなキッチンにすべきか、しっかり考えて準備をしたい。

自分の料理のバリエーションは、このところ増やすことがなく、きまったものだけ作っていた。今年は中華料理のバリエーションを増やしてみようと思いついた。野菜がおいしい炒めものを作ってみたい。あと、点心もいくつか作れるようになると楽しそうだ。

その上で固執しない

これもこれからずっと不変の目標だが、最終的な目的は見失わず、目の前の計画目標に固執しすぎず柔軟に暮らしていきたい。

上期半年の振り返り

この前書いたブログは新年の抱負に関するものだった。半年経ったところで上期を振り返り、下期を展望しておきたい。

yagian.hatenablog.com

体調維持

当初の目標

  • 健康維持のためのルーティーンをキープする
  • 疲れたときはムリせずルーティーンを休む
  • 調子のいいときも悪いときもそれなりのピッチング

上期の振り返り

健康維持のためのルーティーン・キープは今年に限らず、永遠の目標である。

大きく体調を崩すことはなかったのでその意味では合格点であるが、1月終わり頃に花粉症、5月後半から風邪をきっかけとして喉の炎症を起こし、体調が優れない時期があった。こまめに医者にかかっているが、5月後半からの不調はやや長引いていしまった。因果関係はよくわからないが、喉の炎症をおこしてだるい時期には、気持ちも低調になり後ろ向きになりがちである。

一定確率で体調を崩すことはしかたないけれども、回復、立ち直りはもう少し早くしたい。体調がよくないときも、やや忙しく動きすぎていたのかもしれない。もう少しはっきりとペースダウンをしたほうがよいかもしれない。

下期の展望

 自分の心身の調子をしっかり観察しながら、早めの対処、ルーティーンの調整をしていこうと思う。特に、不調を感じたとき、早めに緩めていきたい。

仕事での挑戦

当初の目標

  • 新しい部署で求められているサービスを安定して提供する
  • チーム・ビルディングを進め、信頼されるチームを作り上げる
  • チームの各メンバー、そしてチームの成長を促す

上期の振り返り

第一の目標「サービスを安定して提供する」は、おおむね達成できた。

一方、チーム・ビルディングは、必ずしも順調ではない。組織学習、コーチングなどの今どきの理論、方法論を学び、少しずつ適用しているが、うまく反応を引き出せている部分と思うような反応を得られていない部分がある。メンバー、チームの成長についても似た状況にある。学習、成長が進んでいるメンバーと、停滞しているメンバーの差が徐々にはっきりしつつある。

マネージャーとしての自分の振る舞いを振り返ると、傾聴はある程度できているのだろうけれど、メンバーに対するネガティブなフィードバックが適切にできていない。どのように伝えれば相手の理解、納得に結びつくのか確信がもてない。しかし、ネガティブなフィードバックはそもそも難易度が高く、どのようなマネージャーであっても常に確信をもって伝えられるわけではなかろう。腹をくくって思い切りやってみて、相手の反応を見つつ修正を加えていくしかないのだろう。これこそ、自分にとっての最大の学習テーマでもある。

下期の展望

最も重要なことは、メンバーすべてが成長を実感し、よりよいチームになっていくという目標を揺るぎなく示し続けることだろう。時間がかかるかもしれないし、試行錯誤の期間もあるだろうけれど、根気強く取り組んでいきたい。

具体的には、メンバーとのコミュニケーションにおいてはコーチングとフィードバックのバランスの調整すること、業務においてはメンバーが自主的に活動学習するための環境整備を進めていきたい。 

プライベートでの挑戦(フィジカル)

当初の目標

上期の振り返り

この目標は概ね達成できた。

ランニングについては、上記の二つのハーフマラソンに加え、軽井沢ハーフマラソンを完走できた。ハーフマラソンのペース配分、走り方が概ね理解できた。ランニングについては概ね満足している。

ゴルフは、二回100を切ることができた。しかし、満足することができない。レッスンを受けながら、自分なりにスコアを狙うラウンドに向けた計画を進めているが、まだまだ途上にある。

動ける身体を維持するということについては、概ね目標は達成しているが、身体が固くなっているような印象がある。

下期の展望

有酸素運動は、冬から春はランニング、梅雨から夏はスイミングをしている。今は、ランニングの時期は終わり、スイミング中心になっている。去年の夏は、ランニングを完全に休んだため、ランニングシーズンの前半調子を高めるのに時間がかかったので、今年は少しずつ継続的にランニングをしておこうと思う。

ランニングについては、次のシーズンはトレイルランと30kmのレースに挑戦したいと思っている。秋になったらトレイルラン、年明けには30kmレースにエントリーしたい。

ゴルフについては、今の計画を進めていきたい。具体的には、スイングの改造と並行して、クラブのフィッティングを順次進めている途中である。アイアンを新調し、かなりなれてきたところ。次はドライバー、そして、フェアウェイウッドをフィッティングを交換する計画である。クラブが揃い、それらに慣れたところで、ラウンドレッスンをして、傾斜地でのショット、アプローチ、パットの確認をしようと思っている。その後、スコアを目指したラウンドに挑戦したい。今年の冬に間に合えばよいが、どうだろうか。

身体のメンテナンスという意味では、ストレッチを研究してみようかと思う。

プライベートでの挑戦(インテレクチュアル)

当初の目標

  • TOEIC Speaking & Writing受験
  • HSK5級受験
  • 手話の学習継続

上期の振り返り

英語と中国語は、新しいことを覚えるよりは、いままで学習してきたことをしっかりと習得するためのトレーニングに重点を置くことにした。英語はスピーキング、中国語はリスニングとスピーキングに課題があるので、そこを初歩的な教材に立ち返ってトレーニングをしている。ついより高いレベルの教材にトライしてみたくなるが、そこはかなり自覚的に我慢している。

中国語は、今月一つレベルを下げてHSK4級を受験する。来月はTOEIC Speaking & Writingを受験する予定である。

手話はNHK「みんなの手話」に加え、4月から豊島区の手話講座に週一回通っている。ある程度のレベルにまでなれば自習もできるけれど、手話は入門レベルなので教室で習うということの意味は大きいと感じている。

下期の展望

中国語と英語のテストを受けたあと、やや学習方法を見直そうと思っている。まず、下期は自習だけではなく中国語のレッスンを受けようと考えている。おそらく、来年になると思うが、そのあと、英語のレッスンも受けようと思う。リスニングとスピーキングの強化にはレッスンが必要な段階だと感じている。

手話は、手話講座を継続し、地道にレベルアップしていきたいと思う。また、会社でも少しずつ実用的な意味で手話を使っていきたい。

読書と旅行と巡礼

当初の目標

上期の振り返り

読書の量は語学の学習とトレードオフにある。中国語と英語のリスニング、スピーキングに時間を割いている結果として、読書の量は減ることになる。仕事に関わりのある読書は比較的しっかりできたし、エンターテイメントという意味では中華系SFの発見(自分として)があったが、骨太な読書とまではいっていない。時間配分という意味で、この現状はやむを得ないとも思う。

今年の夏の旅行は奈良に行くことにした。自分のなかでは、唐朝の時代、奈良時代は、古代のグローバリズムの時代と捉えている。その意味で、グローバリズムを追いかけるという文脈は継続できている。読書については、上記の通り、今年は中華系SFを発見でき、自分にとってはこれらはディアスポラ文学、グローバリズムという文脈で読んでいる。

江戸三十三観音巡礼は、今年上期はランニングも兼ねて二回行くことができた。

下期の展望

下期の読書も実用的なものが多くなりそうだが、英語の本を一冊しっかり読みたい。また、中国SFの現時点での最高峰「三体」がようやく日本語で出版されたので、これは読まねばならない。

グローバリズムの探求については、夏の奈良旅行に続き、そろそろ中国本土にも行ってみたいという気持ちになりつつある。中国語を試すという意味もある。

江戸三十三観音巡礼は、あともう一回は行ってみたい。おそらく来年には結願できるだろう。

家のインフラ整備

当初の目標

  • 浴室のリフォーム

上期の振り返り

浴室と洗面所のリフォームは完了した。快適になったし、掃除も楽になった。

下期の展望

今年の下期については、家のインフラ整備の計画は今のところ特にない。

最後に残っているのは、キッチンのリフォームである。来年以降、検討する予定である。

その上で固執しない

これもこれからずっと不変の目標だが、最終的な目的は見失わず、目の前の計画目標に固執しすぎず柔軟に暮らしていきたい。