2006-01-01から1年間の記事一覧

入院

朝になって、実家に電話をかけ、医者をやっている父親に相談をしたところ、ゴルフ練習場に行った後、痛み止めの薬を持ってきてくれるという。 ここまで書いてきて、腰が重くなってきたから、今日はここまで。明日は、会社に行けるだろう。会社から帰ってきて…

腰痛の発端

先週の火曜日、体調が悪く、会社を休んでいた。前日、そのことを予想して、会社からパソコンと資料を持って帰って来ていたので、資料とパソコンを居間の座卓にならべて、あぐらをかいて作業をしていた。 身体がだるくなってきたので、休憩しようと思い、ソフ…

日記再開

前回の日記は9月15日だから、2か月以上も間が空いてしまった。 日記を書かない積極的な理由はなく、頭のなかで文章を練ってあとは書けばよいということもあったのだけれども、なんとなく書き出すのが億劫だった。これまでも、日記を書くのが面倒になることは…

アニキ

朝、NHK−BSで、松井秀喜の第一打席のホームランを見てから、家を出た。 そのホームランは、打球の鋭さだけではなく、打席全体のプロセスもすばらしかった。 はじめて対戦するルーキーのピッチャーのボールをじっくりとみて、1ボール、1ストライクのカ…

厳罰に処すべき

後藤田正晴「情と理 カミソリ後藤田回顧録上」(講談社+α文庫 ISBN:406281028X)を読んでいたら、後藤田正晴のこんな発言があった。 ……自民党の中には、厳罰に処すべしという意見が強い。それで、呼ばれる前に田中さんに言った。総理、罰則はあまり強いのは…

違った心境で野球ができるかもしれない

松井秀喜が怪我から復帰した試合で4本ヒットを打った。松井の吹っ切れたような落ちついた表情が印象的だった。 怪我をした後のインタビューで、松井は「今までがすべて順調だった。心の中でいつかはこういう日が来るんじゃないかと、おびえている自分がいた…

普通の役人なら

昨日のウェブログを書くとき、久しぶりに後藤田正晴の回想録を検索してみたら、御厨貴「情と理 -カミソリ後藤田回顧録- 上」(講談社+α文庫 ISBN:406281028X)が文庫になっているのを発見した。 御厨貴は、公人から聞き取りを行って記録として保存、公開す…

出自と思想

安倍晋三「美しい国へ」(文春新書 ISBN:4166605240)を読んでみた。安倍晋三の思想は、彼の育った環境、出自に由来していると感じた。 この本を読みながら、後藤田正晴の回想録(御厨貴「情と理 -カミソリ後藤田回顧録- 上」(講談社+α文庫 ISBN:406281028…

ソビエト連邦とアジア四小竜

マックス・ヴェーバー「プロテスタンティズムの倫理と資本主義の精神」(岩波文庫 ISBN:4003420934)を読みながら、そういえば、昔、儒教文化と資本主義の親和性という実に粗雑な議論があったことを思い出した。今は、BRICsだけれども、そのころは、アジア四…

秋味

朝食、昼食を控えめにしてお腹を空かし、早めの夕食で山の上ホテルの天ぷらを食べた。 店を出た後、お茶の水から神保町に向けて坂道を下り、本屋で何冊か本を衝動買いをした。 最寄り駅から家までの帰り道、東京音頭が風に乗って聞こえてきた。

資本主義的勤勉さ

マックス・ヴェーバー「プロテスタンティズムの倫理と資本主義の精神」(岩波文庫 ISBN:4003420934)を読み、いちばん印象に残っているのは、金銭欲、拝金主義というのは歴史的、地理的に普遍的だけれども、近代資本主義を支えている精神、エートスは特殊な…

浅薄さ

昨日、自民党の総裁選挙が告示され、安倍晋三、谷垣禎一、麻生太郎の三人が正式に立候補した。テレビのニュース番組では、三人がセットで呼ばれ、インタビューされていた。自民党のいいPRになっている。 自民党の国会議員の大多数は安倍晋三支持でまとまっ…

まだ蝉も鳴いているけれど、夕方になれば鈴虫の鳴き声が聞こえる。 窓を開けると、目の前の大銀杏には、もう、ちらほらと黄色い葉がまざっていた。

気迫

あいかわらず伝統の問題が気になっている。 伝統への愛着と、しかし、伝統と呼ばれるようになった時にはすでに死んでいることへの悲しみ、そして、そんなアンビバレンツな気持ちを理解していない自称「伝統主義者」への怒りの三つが、私の伝統への思いの原動…

せいふぁーうたき

夏休みに旅行で沖縄本島の斎場御嶽(せいふぁーうたき)(http://www.churashima.net/shima/okinawa/isan/20010301/05.html)に行ってきた。 御嶽(うたき)とは、沖縄の伝統的な信仰の礼拝の場で、内地でいえば神社にあたる。斎場御嶽は、琉球王国でもっとも…

資本主義の精神

たまに、マックス・ヴェーバー「プロテスタンティズムの倫理と資本主義の精神」(岩波文庫 ISBN:4003420934)を読み返す。 特に、「第一章 問題 二 資本主義の「精神」」のあたりが面白い。自分の行動を振り返ってみると、実に思い当たる節が多く、自分が「…

ブログの鬼

宇野浩二の「思い川」(「思い川|枯木のある風景|蔵の中」講談社文芸文庫(ISBN:4061963848)所収)を読んでいたら、こんな文章があった。 ……小説をかくという仕事は、むつかしくいうと、生活することだ。生活するということは、生きている間じゅう、休みが…

チャイルドアビューズ

亀田興毅の試合、12ラウンドが終わって判定を待っている間、これで判定負けになったら、興毅がオヤジに虐待されるんじゃないかと妙な心配をして、どきどきしてしまった。

中国を見る視点

今回のミサイルの発射で北朝鮮をめぐって、さまざまなことが語られている。しかし、時事的な文章ばかりを追っかけても、ことがらの本質を理解することはむずかしいだろう。私は、北朝鮮のことを考える時には、古田博司の本を読み返して、時事的な情報と照ら…

オプション

サッカーのワールドカップは、ぼちぼち見ている。書こうと思ったことはいろいろあるのだけれども、書く前にどんどんトーナメントが進んでしまって、後出しになってしまうのもみっともないと思い、書く機会を失ってしまった。そんなことを考えていると、永久…

書き方忘れてしまった

しばらくウェブログを書かないでいると、文章の書き方を忘れてしまって、なかなか書き出せない。 一行でもいいから毎日書いた方がいいのだろうけれど。

これからが本番

ふだんはサッカーはあまり見ることがないけれど、ワールドカップはついつい見てしまう。 どのようなエンターテイメントであっても、そのジャンルに親しみがない人は、そのジャンルの最高のもの、つまり、最高のメンバーが演ずる、いちばんオーソドックスな演…

「みづからの事」と「他のうへの事」

ダイエットに入る直前、お菓子づくりをはじめていた。しかし、お菓子に入れるバターと砂糖の量を考えると、ダイエット中のいまはとてもつくる気にならない。けれど、無性に、粉をこねたくなったので、お菓子の代わりにパンをつくることにした。 さっそく初心…

ダイエットとウェブログ

最近、ダイエットが軌道に乗ってきた。体重、食事、運動の記録をつける日々である。この記録をつけることに力を使っているためか、どうもウェブログを書く気力がわかず、1か月ほどごぶさたになってしまった。このダイエットも、あと2か月ぐらいで目標を達…

オタクじゃないけど

ひさしぶりに安野モヨコ「監督不行届」(祥伝社 ISBN:4396763549)*1を読んだら、あまりにおもしろくて何度も爆笑してしまった。 このマンガは、安野モヨコが「「日本のオタク四天王」と呼ばれる男」である庵野カントクとの結婚生活のについて、夫のオタクぶ…

手打ちパスタ

ダイエットをはじめることにしたので、お菓子を作るのはしばらく封印することにしたが、なんとなく、粉をこねたい気分になったので、手打ちのパスタをつくることにした。 落合努監修「ちゃんと作れるイタリアン」(マガジンハウス ISBN:4838781911)の手打ちフ…

記録、記録

地下鉄の車内に、雑誌のターザンの広告があった。例年通り、シェイプアップをテーマにした特集をしている。私も、この時期になると、おもむろにダイエットをはじめることが多い。 衣替えをしたところ、ズボンがきつくてはけなくなったスーツがあった。あわて…

ロブションの目玉

めざましTVで、「ジョエル・ロブションのシンプルフレンチ~春~ [DVD]」というDVDを紹介していた。フランスのテレビでジョエル・ロブションが先生役をする料理番組を編集したDVDだという。めざましTVのなかでは、ジョエル・ロブションが目玉焼きの作…

読みにくい本

最近、「伝統」の起源についてあれこれ考えている。「カルチュラル・スタディーズ」と呼ばれる分野で、近代における「伝統」の成立について研究されていると聞き、ながらく積読状態で放置していた上野敏哉、毛利嘉孝「実践カルチュラル・スタディーズ」(ち…

軽さ

NHK−BSで、「美の壺」という番組がある。 この番組では、谷啓が、趣味のいいお金持ちという役回りで出演しているが、じつにいい雰囲気である。軽くて、品よく、上機嫌。なおかつ、おもしろい。 あんな風な老人になりたい。