時事

新聞の片隅から(5)NTT東西が誤請求

社会保険庁と市町村役場の誤徴収の新聞記事に刺激され(id:yagian:20081016:1224159369)、新聞で誤徴収や誤請求の事例を探している。ノースウェスト航空の誤徴収の記事を見つけた(id:yagian:20081018:1224296047)が、NTTの誤請求の記事があった。 NTT東西地域…

新聞の片隅から(4)

日経新聞を読んでいたら、いまどきの卒業旅行について紹介した記事があった。 パック旅行が増えているのも最近の特徴。……パック旅行で、特に好評なのが日本旅行の欧州プラン。バラエティ番組「あいのり」ののりで同年代が気軽に参加できるのが魅力のようだ。…

新聞の片隅から(2)

家に帰り、夕食までのひととき、日経新聞の朝刊を眺めていたら、思わず、この記事に目が止まってしまった。 上海6警官殺害被告の死刑確定 【上海=戸田敬久】上海市高級人民法院(高等裁判所)は二十日、一月に警察署を襲撃し、警官六人を殺害した楊ケイ(…

眠い

このところウェブログの更新頻度が下がっている。その原因には、異動してからまともに仕事をするようになったこともあるが、睡眠がいちばんの原因である。 一日中眠気が取れず、夜は9時過ぎには寝床に入り、朝は7時頃まで寝ている。それでも、朝はうすら眠…

焦眉の急

安倍元首相が自民党総裁となった総裁選挙の時、安倍、谷垣、麻生の三人の政権構想を比較して、麻生太郎のものがいちばん当を得ているように思うと書いた(id:yagian:20060909:1157753720)。 安倍晋三の政権構想は、総花的な上に、憲法改正という緊急性が低い…

世界デフレは三度来るか

リーマンブラザースが破綻し、AIGへFRBの支援が決まった。アメリカと世界の金融システムへの影響は、、、、という話題について本格的な議論を書くだけの見識も知識もない。サブプライムローンをきっかけとした金融危機について、個人的な思い出を書き、いつ…

少数民族の衣装

北京オリンピックの開会式で、少数民族の衣装を着た子供たちが、じつは、漢民族が中心だったということが批判されていた。 最初は、ひとつの演出であって、それほど目くじら立てるほどのことでもないのではないかと思った。しかし、つれあいと話しながら考え…

海外旅行はお早めに

北海道洞爺湖サミットが終わった。地球温暖化問題については、新興国に長期目標を合意させるという最大の課題は先送りだったが、現段階で必要な合意は盛り込めたといってよいのではないかと思う。 それにしても、2050年で温室効果ガス排出量を半減すると…

参議院改革案

今日の日経新聞の5面に「ねじれ発の3月危機」というタイトルで衆参ねじれ現象に関するコラムがあった。そのなかで、フランス革命の指導者のひとりのシェイエスの二院制不要論が紹介されていた。 「第二院は何の役に立つのか。第一院と一致するなら不要、異…

環境を建設的に考えるには

ABCのニュース番組のポッドキャストを聞いていたら、The Earth Liberation Frontという団体(http://www.earthliberationfront.com/)が、シアトル郊外の高級住宅地の連続放火事件の容疑がかけられているというニュースがあった。ABCのウェブサイトでニュース…

キャベツを念入りに洗う

今日はキャベツのパスタを作った。 なんとなく気持ちが悪いので、いつもより念入りにキャベツを洗った。 それにしても、大手の商社が開発輸入している食品工場であれば、それなりの品質管理はしているはずだが、何が起こったのだろうか。

マルクスの予言

大人の見識 (新潮新書)作者: 阿川弘之出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2007/11メディア: 新書購入: 3人 クリック: 42回この商品を含むブログ (60件) を見るマルクス・エンゲルス 共産党宣言 (岩波文庫)作者: マルクス,エンゲルス,Karl Marx,Friedrich Engels…

高齢化社会と生活者重視の政策

福田首相が生活者重視の政策を主張しているのを見ると、高齢化社会がますます本格化したことを実感する。 自民党と民主党が競って生活者重視を謳うのは、やはり、団塊世代の退職によって「勤労者」としての立場から「生活者」としての立場が中心となる有権者…

総務部長

つれあいは、福田首相は総務部長みたいだという。確かにその通りだと思う。 社員から持ち込まれる無理難題を、いやみをいいながらも手際よくさばく。むっつりとしているようで、案外、気が利いていて、たまに買ってくるさし入れがおいしく、総務部のOLには密…

正論

会社は頭から腐る―あなたの会社のよりよい未来のために「再生の修羅場からの提言」作者: 冨山和彦出版社/メーカー: ダイヤモンド社発売日: 2007/07/13メディア: 単行本購入: 15人 クリック: 126回この商品を含むブログ (85件) を見る私の読んでいる新聞や雑…

イラク情勢とアルカイダのテロの拡散

英語の耳ならしのために、podcastでアメリカのラジオニュースを聞いている。 去年のいまごろは、毎日のようにイラクでの自爆テロがトップニュースになり、イラクの市民やアメリカ軍の被害が拡大していた。当然、アメリカ国内でもアメリカ軍のイラクからの撤…

企業努力

Google NewsのUS版(http://news.google.co.jp/news?ned=us&btn=Go)を読んでいると、戦争や内戦のニュースが多く、気が滅入ってくる。もう少し、街ネタっぽい記事はないかと思い、UPIのウェブサイト(http://www.upi.com/)のなかで、"Most Popular"というカテ…

WWEはどこか狂っている

今日は別のことを書こうと考えていたのだけれども、このニュースに衝撃を受けたので、話題を変えた。 Pro wrestler Chris Benoit strangled his wife, suffocated his 7-year-old son and placed a Bible next to their bodies before hanging himself with …

家族のかたち

24日に、ニューヨークでゲイのパレードがあったことを伝える記事の一節を引用したい。 "I don't know why someone else's marriage has anything to do with me," Elizabeth Edwards said at a news conference before the parade. "I'm completely comfor…

敵の敵は味方、敵の敵の敵の勝利はイスラム教の勝利

昨日のウェブログ(id:yagian:20070613:1181684263)で、パレスチナのファタハとハマースが内戦状態になりそうだ、という記事について書いた。どうやら、ハマースが優勢らしく、ガザ地区を支配下に置いたという。以下は、そのことを伝える記事の一節の引用であ…

世界大戦はまだ終わっていない

Google News のUSA版を見ていたら、パレスチナで、ハマースとファタハの間の緊張が高まり、内戦に拡大しそうだ、との記事があった。 A Hamas spokesman, Fawzi Barhoum, made a parallel accusation, charging Fatah, in alliance with Israel and the Unite…

イラク人こそがそのチャンスをつかみ損ねたのだ

2007年6月3日(日)に、マサチューセッツ州ハンプシャーで行われた民主党の大統領候補者の討論会でのヒラリー・クリントンの発言。 'They gave the Iraqi people a chance for elections and to have a government,' she said. 'It is the Iraqis who have fai…

自爆テロの残酷さに麻痺してはならない

ここのところ、英語の勉強のために、NPR (National Public Radio) のポッドキャスト(http://www.npr.org/rss/podcast/podcast_directory.php) を聴いている。ほとんど毎日のように、イラクでの自爆テロの事件のニュースがある。アメリカ軍やイラク軍、警察だ…

大変な仕事

テレビで、米国務省のヒル次官補の姿をよく見かける。 会議のあとの囲みの取材の時の彼は、薄くなった銀髪が乱れ、うっすら無精ひげが伸び、目がうつろで、心底疲れたという表情をしている。疲れたというコメントをすることもある。たしかに、北朝鮮を相手に…

安倍内閣のこれまでとこれから

昨年9月に総理大臣になってから、安倍内閣の話題といえば、支持率の低下と発言のあいまいさである。 昨日、フジテレビの番組で、中曽根元首相が、安倍晋三の「美しい国」というキャッチフレーズがわかりにくいと注文をつけていた。小泉内閣のときは「自民党…

なかったかのように

年末になり、いろいろなニュース番組で、今年のニュースのランキングをやっている。スポーツ関連のニュースでは、荒川静香の金メダル、WBCの優勝、松坂大輔のボストンへの移籍、ディープインパクトの引退、新庄の活躍などが挙げられることが多い。しかし…

イラクとモンゴルと満洲国のナショナリズム

幻冬舎新書が創刊され、書店で平積みをされていたので、手嶋龍一、佐藤優「インテリジェンス武器なき戦争」(幻冬舎新書 ISBN:4344980115)を買ってみた。手嶋龍一と佐藤優がヨイショしあう不思議な対談本だった。 先日、イラクのナショナリズムについて書い…

勝負あり

松坂大輔の年俸交渉が難航しているという報道があるが、代理人としてのスコット・ボラスにとって、期限ぎりぎりまで交渉するのは、クライアントである松坂大輔に対する当然の責務だろう。 スコット・ボラスは、ポスティングシステムに批判的だというが、たし…

出自と思想

安倍晋三「美しい国へ」(文春新書 ISBN:4166605240)を読んでみた。安倍晋三の思想は、彼の育った環境、出自に由来していると感じた。 この本を読みながら、後藤田正晴の回想録(御厨貴「情と理 -カミソリ後藤田回顧録- 上」(講談社+α文庫 ISBN:406281028…

浅薄さ

昨日、自民党の総裁選挙が告示され、安倍晋三、谷垣禎一、麻生太郎の三人が正式に立候補した。テレビのニュース番組では、三人がセットで呼ばれ、インタビューされていた。自民党のいいPRになっている。 自民党の国会議員の大多数は安倍晋三支持でまとまっ…